はじめに。日本の鉄道(特に都内のJR)はすごい。
安全で、快適で、静かで、清潔で、時間に正確。
勉強や読書をする社会人にとっては移動自習室と呼べるくらい素晴らしい乗り物だと思っている。
ただし、通勤時のあの混雑を除けば・・・。夢の移動自習室がただの鉄の箱と化してしまう時間帯は本当に地獄。本を読むのさえ憚られる超満員の電車の中で勉強することは難しい。出来ることは「聴くことだけ」。
(TOEIC公式問題集は異様にデカイというのもある)
「聴くことだけ」が許されている。
そこで、耳だけを使って、リスニングテストを解き続けるやり方をオススメしたい。どうしてか? そもそも、TOEICテストはメモを取ること自体が禁止されている。 「聴くことだけ」が許されているのだ。つまり、自分の「耳」だけが頼り。
TOEICリスニングテスト(45分)の問題形式はこうなっている。
PART1 写真描写問題:10問
PART2 応答問題:30問
PART3 会話問題:30問
PART4 説明問題:30問
TOEICリスニングテストはこういった問題形式のため、PART1を除いた全てのリスニングテストは、電車内で聴きながら答え考えることが出来てしまうし、試験準備に即した学習方法だと言える。こういった耳だけで答えられる質の高いリスニング教材は少ないことも付け加えておきたい。
※実際にこれをやると、かなりの集中力を要する。と同時に、聞き流すだけがいかに効果がないかはっきりとわかる。(英語初学者の脳は音声を雑音として処理しているため)
答え合わせは机上でやって欲しいが、とにかくリスニングの学習教材としても物凄く優れていると思う。音読もシャドーイングも出来ない超満員な電車内で是非とも試してもらいたい。
会社で働いていると、勉強出来る時間は限られてくる。学生のようにたくさんの問題集や参考書をこなす時間は自分にはない。厳選した問題集をひたすらやり抜くことをモットーにしばらくやっていく予定。時間差出勤をして、混雑を避けるようにしているけれど、それでも電車内はいつも満員。「超」が付かないだけマシなのかなぁ。