ゲームオブスローンズ 地図とあらすじをイラスト入りで解説!

ゲームオブスローンズ 地図とあらすじをわかりやすく解説!

ゲーム・オブ・スローンズってどんなお話なの?

ゲームオブスローンズ最高!まじでヤバイよ、マジヤバイ
ざっくり言うと、王都にある鉄の王座をめぐって各国の諸侯たちが争う大人向けSFファンタージです。

通称GoT。

Game of thronesは直訳すると、『玉座のゲーム』の意味ですが、日本語では七王国の玉座としているようです。

どうしてこんなに人気なの?

以前はHuluなどで視聴できましたが、AmazonPrimeビデオの対象となるや、国内でも一気に火がついた感じです。

全8シーズン(73話)の大長編SFファンタジー。

1話1000万ドルとも言われている制作費をかけているだけあって、壮大なスケール、ストーリーが同時進行していきます。

交差する運命、衝撃の展開の連続、映画では実現出来ない過激な描写(エロ、グロ)、国際色豊かな俳優陣、カタルシス半端ないストーリーなどなど。

あまりのハマりやすさに私の周囲でも睡眠不足に陥るゲームオブスローンズ廃人を続々を生み出しています。

ただ、1話目から登場人物の名前や家紋などカタカナぎっしりで、つまづく人も多いのはず。

ですので、これだけ知っておけば話の本筋が見失わずに楽しめるよう、情報を整理しました。

シーズン1を見始める前に基本のポイントを押さえていきましょう。

ゲームオブスローンズの地図

ウェスタロス大陸(氷)エッソス大陸(炎)の二つが舞台です。

ウェスタロス大陸は、一つの季節が不規則に数年間も続きます。中世ヨーロッパのようなイメージ。

ウェスタロス大陸が物語の中心となります。

もう一つのエッソス大陸は、海を隔てた東の大地。スペインやエジプトのようなイメージ。

原題が『氷と炎の歌』となっていますので、2大大陸の風土と気候を指していると思われます。

七王国諸侯の勢力図

ただ、実は本編では9王国以上の諸家が出てきます。

これはどうしてかというと、七王国とは1000年前にあったウェスタロス大陸の7つの王国(地図の左上の水色線より下)を指すためです。
勢力図も刻々と変化していきますが、だいたい図のような感じを頭にいれておけば大丈夫です。

ゲームオブスローンズ勢力図

  1. 北の王国(オオカミ)→スターク家
  2. 鉄諸島の王国(イカ)→グレイジョイ家
  3. 谷と空の王国(ハヤブサ)→アリン家
  4. 岩の王国(ライオン)→ラニスター家
  5. 嵐の王の王国(シカ)→バラシオン家
  6. 河間平野(バラ)→タイレル家
  7. ドーン半島(太陽)→マーテル家

七王国の家紋と主要登場人物

七王国の紋章と主要登場人物を知っておけば、物語の楽しみはグッと広がります。
紋章は、その国の土地柄や標語、諸侯の特徴などをあらわすものなので、面白みが増します。
家系図は覚える必要はありません。

主要な人物さえおさえておけば、話の本筋を見失うこともありませんし、家系図を出してしまうとネタバレしてしまう恐れもあるので。。。

スターク家

  • [紋章] 大狼(ダイアウルフ)
  • [本拠地] ウィンターフェル城
  • [標語] 『冬来る』
  • [支配地域] 北部

強大な北の王国。七王国の一つで遥か昔の英雄時代の伝説的な存在で、最北のウィンターフェルと壁を創った建設王ブランドンの子孫。

誇り高く公正であろうとする。

古代の冬の王の血統を受け継ぎ、永らく「北の王」として君臨。

物語の柱となる一族なので主要人物も多め。やっぱり王の私生児ジョン・スノウがイケメン!

スターク家 主な登場人物


エダード・スターク
愛称:ネッド。頼りになる真面目なお父ちゃん。北部総督。領地では、義務と名誉を重んじる領主として尊敬集めている。


キャトリン・スターク
タリー家より嫁ぐ。キャトリンはウィンターフェルのエダード・スタークの妻。スタークとの間に、5人の子を設ける。ロブ、サンサ、アリア、ブラン、リコン。
鬼瓦のお母ちゃん


ロブ・スターク
スターク家の長男。ウィンターフェルの世継ぎである。私生児ジョン・スノウとも仲良し!父エダードが王都で『王の手』になった時、ロブはウィンターフェルに留まり父の代理としてよく治めた。やり手。


サンサ・スターク
スターク家の長女。サンサは、裁縫に刺繍、詩や歌やダンスを得意とし北部総督のレディとして育つ。いつか王妃になることを夢見ているが。。。


アリア・スターク
スターク家の次女。彼女は刺繍やダンスよりも戦いを好み、兵士として訓練を重ねていく。姉のサンサとの仲は良くないが、私生児のジョンとは仲良し。名高いブレーヴォス の剣士であるシリオ・フォレルの下で訓練を受けるシーンが胸に残る。


ブラン・スターク
第四子で次男。クライミング大好き。ある時、夢の中で『三つ目の鴉』の夢を見る。この『三つ目の鴉』がホワイトウォーカー誕生の秘密へと導いてくれる。超美少年。


ジョン・スノウ
エダード・スタークの私生児。私生児であったため、幼少より正妻であるキャトリンの敵意にさらされる。ただ、腹違いの兄弟姉妹たちとは仲が良く、特にロブとアリアとは極めて親しい。GoTで最も女性ファンを獲得した俳優。

ラニスター家

  • [紋章] 黄金の獅子
  • [標語] 『きけ、わが咆哮を!』
  • [本拠地] キャスタリーロック城
  • [支配地域] 西部(ウェスターランド)

七王国の一つ。岩の王国ラニスター家は、金髪で容姿端麗が多い。視聴者もその美しさに目を奪われるはず。領地を黄金が採掘していたため、登場する七王国のうちで最も裕福な家であり、狡猾でもある。当主のタイウィン・ラニスターの冷たい目といぶし銀の面構えが最高!ティリオンの活躍にも注目です。

ラニスター家 主な登場人物


タイウィン・ラニスター
ラニスター家の長としてキャスタリーロックの城主を務め、西部総督も務める。残虐非道の合理主義者。ラスボス感ムンムン。登場シーンは必見です。


サーセイ・ラニスター
ラニスター家の長女。バラシオン家のひげもじゃに嫁ぎ、王妃となる。稀代の悪女


ジェイミー・ラニスター
サーセイ・ラニスターの双子の弟。そして小人ティリオン・ラニスターの兄。狂王エイリス・ターガリエン2世の『王の楯』であったが、王を裏切って殺し、人々から『王殺し』とあだ名されるように。尊大で不道徳で衝動的でキザ。
お姉ちゃんラブ。顔もカッコイイけど、装備品もいちいちカッコイイ!


ティリオン・ラニスター
『小鬼』や『半人前』などと嘲りを込めてあだ名されるが、その知性は極めて高く、いくつもの危機を乗り越える。自分の出産が母親の死を招いたゆえに、父タイウィンと姉サーセイに憎まれている。時として敵に対しては残酷な手段をとりつつも、弱者には同情心をもつこともあり、男女問わず多くのファンを獲得している魅力的な登場人物である。

バラシオン家

  • [紋章] 金色の地に王冠をかぶった黒い牡鹿
  • [標語] 『氏神は復讐の女神』
  • [本拠地] キングズランディング ドラゴンストーン ストームズエンド
  • [支配地域] ストームランド

嵐の王の王国バラシオン家は、七王国の諸名家の中で最も新しい家。

バラシオン家は、主にラニスター家の助けを得て、鉄の玉座を手に入れた。序盤から中盤にかけて要注目の王家。

バラシオン家 主な登場人物


ロバート・バラシオン
最初に見る『鉄の玉座の王様』。 ひげもじゃ。アル中


ジョフリー・バラシオン
ザ・サイコパス。この子の演技、すこ


スタニス・バラシオン
不遇の中年。カルト宗教入信しちゃうぜ!


レンリー・バラシオン
同性愛者。こいつに仕える女騎士がヤベェ。

タイレル家

タイレル家

  • [紋章]  黄金のバラ
  • [標語] 『我ら強大たるべし』
  • [本拠地] ハイガーデン
  • [支配地域] 河間平野一帯

タイレル家はウェスタロスの諸名家の河野平野を治める七王国の一つ。公平さや誇り高さと同時に現実問題に対処するための狡猾さ冷酷さを併せ持つ現実主義の名家。

ウェスタロス南西部の肥沃で広大で人口の密集する河野平野一帯を支配。 娘のマージェリーの美しさに虜になった視聴者も多いはず。

タイレル家 主な登場人物


オレナ・タイレル
権謀術に長けた知恵袋おばあちゃん。


マージェリー・タイレル
非量産型超絶美人。数多くの男性ファンを獲得したのは彼女ではないでしょうか。

グレイジョイ家

グレイジョイ家

  • [紋章]  金のクラーケン
  • [標語] 『死者は永遠に死せず』
  • [本拠地] パイク城
  • [支配地域] 鉄(くろがね)諸島

グレイジョイ家はウェスタロス大陸の七王国の一つ。グレイジョイ家には、主として侵略の略奪のみで生き延びてきた歴史があり、いわゆる海賊集団である。何千年にわたり鉄諸島を支配し、人魚を妻に持ったと言われる伝説的なグレイ・キングの末裔と言われている。

グレイジョイ家 主な登場人物


シオン・グレイジョイ
プライドばっかりの役立たず


ヤーラ・グレイジョイ
男勝りなお姉ちゃん

アリン家


アリン家は翼の騎士であったアーティス・アリンによってつくられた七王国の一つ。翼の騎士アーティスは巨大なハヤブサに乗って飛び、山の王であるグリフィンキングを倒したとの伝説が残っている。アリン家はウェスタロス大陸の中でも、勢力が大きい名家。高巣城は難攻不落の城として有名で、アリンの谷間の守護者および東部総督として君臨。

  • [紋章]  ハヤブサと三日月
  • [標語] 『高きこと誉のごとく』
  • [本拠地] 高巣(アイリー)城
  • [支配地域] アリンの谷間

アリン家 主な登場人物


ジョン・アリン
王の手だった人。彼の死が物語を大きく動かすことになります。


ライサ・アリン
ジョン・アリンの妃。授乳大好き。タリー家より嫁ぐ

マーテル家

マーテル家

  • [紋章]  槍に貫かれた太陽
  • [標語] 『折れぬ、まげぬ、まつろわぬ』
  • [本拠地] サンスピア宮
  • [支配地域] ドーン半島

七王国の最南端の名家。不撓不屈の家柄で、標語の『折れぬ、まげぬ、まつろわぬ』は、北斗の拳のザウザーの名言「退かぬ! 媚びぬ! 省みぬ!」に何か通じるリズム感ありますね。サンスピア城から大陸の南端に位置するドーン半島を統治。一応、鉄の玉座へ忠誠を誓っている。国は、泥と藁を多用した建造物が大半を占める。ゲームオブスローンズの中でも異国色を感じさせてくれるスパイス的な名家。マーテル家は外敵によって完全に征服されたことがない過去を誇りとする。

マーテル家 主な登場人物


ドーラン・ナイメロス・マーテル
足の悪い賢王。数々の戦いの末、反戦主義となる。


オベリン・マーテル
ドーラン・ナイメロス・マーテルの弟。好戦的。通称、毒の知識にも精通しているため、赤い毒蛇の異名を取る。男も女もイケちゃう。殺された姉の復讐を誓う。オベリンは演舞のような槍捌きは必見。

ターガリエン家

  • [紋章] 三羽のドラゴン
  • [標語] 『炎と血』
  • [旧本拠地] キングズランディング ドラゴンストーン ストームズエンド
  • [支配地域] なし(エッソス大陸へ亡命)

ターガリエン家は、ドラゴンの末裔と言われている。ターガリエン家の容姿は、髪はブロンドで瞳の色も薄く、人間とは思えないほどの美しさが特徴。注意したいのは、七王国の一つではないということ。ターガリエン家最後の王は、エイリス(通称:狂王)はジェイミー・ラニスターによって殺害される。その後、鉄の玉座はバラシオン家が手中に収める。エイリス(通称:狂王)が殺害された後、兄ヴィセーリス と妹デナーリスだけは、エッソス大陸へと命からがら逃げる。

ターガリエン家 主な登場人物


デナーリス・ターガリエン
エイリス・ターガリエン二世(狂王)の娘。ウェスタロス大陸の前王室の最後の末裔の一人である。ドラゴンの母。美人!強い!


ヴィセーリス・ターガリエン
ヒステリー。鼻高い! 彼が戴冠される黄金の王冠とは!?

ボルトン家

ボルトン家
敵を生きたまま皮剥ぎをするという、何世紀も前から続いている因習で悪名高いヒャッハーな家。その残酷さから指導者はレッドキングと呼ばれた。表向きはスターク家に忠誠を誓っている旗主。ボルトン家の公式の標語は「我らの剣先は鋭い」。けれども、ボルトン家の者たちは「裸の男に秘密はあるが、皮剥ぎされた男には何も残ってない」という格言を頻繁に口にしていて、拷問を得意とする。

  • [紋章]  黒地にX字型の十字架に逆さまにつるされた皮剥ぎされた男
  • [標語] 『我らの剣先は鋭い』
  • [本拠地] ドレッドフォート城
  • [支配地域] 北部

ボルトン家 主な登場人物


ラムジー・ボルトン
拷問大好き!

タリー家

タリー家
タリー家はウェスタロスの諸名家から追放された貴族である。トライデント河流域では、最高の領主と呼ばれ、タリー家のすべての子供は『家族、責任、名誉』標語を学ぶ。この標語は、タリー家の主要人物であるスターク公(ネッド)の妻キャトリン・タリーの行動する動機の基礎ともなっている。

  • [紋章]  さざ波に銀色の跳ねる鱒
  • [標語] 『一族、本分、名誉』(Family,Duty,Honor)
  • [本拠地] リヴァーラン城
  • [支配地域] リヴァーランド(河川地帯)

フレイ家

フレイ家

  • [紋章]  双子城
  • [標語] 『共に戦う』
  • [本拠地] 双子城
  • [支配地域] リヴァーランド(河川地帯)

フレイ家は600年間、関門橋を治めている。戦略的にも要所の関門橋であることから、通行料を徴収することで、リヴァーランドで最も有力な家柄にまで上り詰め栄華を極めた新興勢力。領主である色ボケじじいに注目です。

フレイ家 主な登場人物


ウォルダー・フレイ
成金!ロリコン!妻いっぱい!

ゲームオブスローンズの歴史をざっくり

3つの大きな戦争を覚えておけば大丈夫! 

12000年前

ゲームオブスローンズあらすじ
昔々、あるところに人間とは異なる種族がウェスタロス大陸に住んでいました。

彼らは住居をもたず森や洞窟に住むことを好んだため『森の子』と呼ばれていました。彼らは魔法を使うことが出来ました。

けれども、このウェスタロス大陸に東のエッソス大陸から進攻してきた『人間(最初の人々)』がいました。『森の子』と侵入者である『最初の人々』と長らく争い続けます。

しかし、争いを続けていくうちに、どこからともなく『ホワイトウォーカー』と呼ばれる未知の怪物が現れ、森の子と人間を脅かします。

ホワイトウォーカーを北に閉じ込めるため、人間は超巨大な『氷の壁』をつくり、ひとまず休戦状態に持ち込みます。

これが後に語り継がれる夜明けを呼ぶ戦争です。そして、森の子らは姿を消します。

そして、このウェスタロス大陸に根を下ろした人間は『最初の人々』と呼ばれるようになりました。

そしてこの壁からホワイトウォーカーが侵入してこないように結成された組織が冥府の守り人(ナイツウォッチ)です。

6000年前

ゲームオブスローンズあらすじ
最初にウェスタロス大陸に侵入した『最初の人々』と後から侵入してきた『アンダル人』との間に再び戦争が起こります。

こんどは人間同士の争いです。結果、『アンダル人』はウェスタロス大陸の大半を征服。『最初の人々』は北部へ追いやられてしまいます。

この『最初の人々』の子孫と言われているのが、北の王であるスターク家です。

北の王スターク家は、物語の全てにおいて主要な役割を果たしますので、目を離してはいけません。

そして時は流れて。。。

16年前

北のスターク家のエダード・スターク(通称:ネッド)には、妹がいました。

彼女の名はリアナ・スターク。

リアナは、ロバート・バラシオン(ひげもじゃ)と婚約中でした。

しかし、当時の竜の王子レイガー・ターガリエンとリアナ・スタークが2人で駆け落ち!

北のスターク家(ちょんまげ)と岩のバラシオン家(ひげもじゃ)は「リアナ・スターク」が連れ去られたと大騒ぎ。

エダード・スターク(ちょんまげ)とエダードのお父さんと兄は、竜の王であるエイリス・ターガリエン2世に直訴。

しかし! あろうことか当時の王様(エイリス・ターガリエン2世)はエダード・スターク(ちょんまげ)の父と兄を処刑。じつは、当時の王様エイリス・ターガリエン2世は狂った王、狂王と呼ばれ民から恐れられていたのです。

さすがに狂った王様のエイリス・ターガリエン2世をいつまでも野放しに出来ないということで、

ロバート・バラシオン(岩の国。リアナと婚約中のひげもじゃ)

エダード・ネッド・スターク(北の国。ちょんまげ風)

ジョン・アリン(翼の騎士の国。ロバートとエダードの里親)

の3勢力でドラゴンの末裔である狂王エイリス・ターガリエンを倒すことに成功!
やったぜ!

ここでのこのこ登場してくるのが黄金大好きラニスター家のタイウィン・ラニスター(冷徹上司風)。

権謀術数に長けた華麗なる一族。狂王側に仕えていたラニスター家も反旗を翻し王都へ侵攻、ドラゴンの末裔であるターガリエン家を虐殺し王宮へ潜り込みます。

この難を逃れて狂王エイリス・ターガリエンの子供、次男(ヴィセーリス)と長女(デナーリス←この子重要)の2人だけは、エッソス大陸へ亡命することに成功します。

さてさて、
ここからゲームオブスローンズのはじまりはじまりです。
視聴出来る主な動画配信サービスはAmazonプライムビデオとHuluです。

Amazon プライムビデオ観る! ゲームオブスローンズがSEASON1-6まで観れる!

Huluで観る! ゲームオブスローンズ全シーズンが観れる!これだけでも契約する価値アリ!



ゲームオブスローンズを英語を学ぶなら!

英語版のゲームオブスローンズです。