5月28日にLINEスタンプを申請して、やっと9月5日にリリースへと漕ぎ着けました。正直、申請から販売まではかなり待ったという気持ちが強いですが、審査そのものは丁寧だったかなぁと思います。さて、巷でも色々騒がれているLINEスタンプですが、私なりのスタンプに対する勝手な愛を綴らせてもらいます。
LINEスタンプは現代のポストカード
LINEスタンプを作った動機はまさにこれ。自分の描いた絵が誰かのコミュニケーションツールとして実際に使われるというクリエイター冥利に尽きるLINEスタンプの特性です。
友達が、恋人が、家族が、隣に住むあの人が、いつも行くコンビニのあの青年が、イヤな上司が、海を越えた知らない土地の人が、もしかしたらこのスタンプを使うかもしれないと思っただけで、本当にゾクゾクワクワクします。
審査はかなり厳しい
40種類のスタンプを承認させるまでの体力って並大抵のことじゃないです。ガイドラインに違反しないように40種類のイラストを描いて、透過処理を施して、申請してステータスが審査待ちになって審査中になったと思ったら違反内容があって突き返されたり、審査の中でアップデートが3〜6回繰り返されてようやくLINEストアに置いてもらえるんです。
この白からすスタンプでも制作に大体100時間、承認まで100日待たされました。審査に100日って。。。春に出して夏の終わりに承認です。もうこのスタンプが可愛くて可愛くて仕方がありません。そういった苦労を乗り越えてちゃんとしたスタンプとして商品になっているのがLINEのクリエイターズスタンプです。自分の制作手順はこんな感じでした。
自作スタンプを愛するが故に
LINE上のコミュニケーションで私のキャラクターに息を吹き込んでもらえるものもちろん嬉しいです。けれどもLINE上の中だけで、白からすを飛ばすのは少し忍びないという気持ちもあります。40種類のスタンプは普段使いにカスタマイズされたものです(ガイドラインでもそう規定されています)。ですから、型のようなものが既に出来上がっているのです。40種類の型だけで終わってほしくない、ということで私はこの白からすが登場する物語を作る事にしました。第1話はギャラリーサイトで公開済みです。