銀歯オールセラミック化計画

歯医者ジプシーと言えば私のこと。ここ4年で歯医者を5件くらい変えています。勿論、闇雲に歯医者さんを変えているわけではありません。歯医者を変えるタイミングは、治療がひと段落して新たに別の虫歯が発生してからです。若い頃に詰めた銀歯の中が次々と虫歯なるという悲劇が続いています。




銀歯はただの延命処置

虫歯の種類は大きく分けて2つがあります。

ひとつは白い歯が虫歯になる場合と、もうひとつは銀歯の中が虫歯になる場合。前者の場合はちゃんとしたケアをしてあげれば、虫歯リスクをかなり軽減出来る。実は巷で言われている多くの虫歯予防はこの点を言っているのであって、銀歯の中に出来る虫歯、すなわち2次カリエスについての予防については一切言及していない。ここが一番重要なポイント。

ちょっと考えればわかるけど、銀歯の中の虫歯なんて防ぎようがないもんね。歯と一体化しない銀歯の虫歯リスクは凄く高いんです。言われてみれば、その通りなんですけどね。

予防歯科は銀歯に全くの無力

電動歯ブラシや、歯科医師が勧める研磨剤無しフッ素配合歯磨きジェル、そしてフロスを使い、ガムはキシリトール100%のものを噛み、口内環境が酸性に傾かないように重曹うがいをしていれば、新しい虫歯が出来ない状態にたどり着くことができます。個人体験の域を出ないけどここ2年で白い歯の虫歯は一本も出ていない。

詳しくは、この記事に書いてあります。虫歯になりやすい僕の予防歯科

歯科専用キシリトール100%A

けれども、銀歯の中の虫歯が次々と発生している事実がある。ヤブ医者にかかっていたかもしれないって? 私も最初はそう思って評判のいい歯医者に替えていますよ。それでも銀歯の中の虫歯は再発し続けました。また、ネットを、調べていくとこういった状況に置かれた銀歯難民をよく見かけます。

銀歯の中の虫歯は防げない

これをはっきり言っている歯科医院は少ない。どんなに予防歯科に努めたとしても、銀歯の中で高確率で発生する虫歯を予防する事は出来ない。経験者ならわかると思いますが、銀歯の詰め物を外しては削り、外しては削りを繰り返して、最終的には抜歯になる。そして、ブリッジ、インプラントなど高額で成功確率の下がる治療法へと移行していきます。




セラミック(e-max)の検討を!

審美歯科なんて金持ちだけの道楽、銀歯でも生活に支障がないと思っているあなた。その考えは改めた方がいいかもしれません。保険適用内で銀歯を嵌め続ける限り、銀歯の下の歯は毎回じゃんじゃん削られていきます。

虫歯菌に歯を溶かされ、歯医者さんに歯を削られ、一体何のための治療でしょうか。これを止めたいと思うなら二次カリエスのリスクが少ない保険適用外のセラミックを検討してみるべきです。

銀歯よりは硬度が劣るため、セラミック歯が欠けるというリスクを伴いますが土台の歯と一体化するため、銀歯のように隙間から虫歯菌が入ったり、繁殖するリスクが極端に低くなると言われています。

歯医者さんが勧めないのは、患者さんが保険適用内でやって欲しいってお願いするから。だってお金がかかるもんね。ちょっと前までは一本10万円。しかし、調べていくと技術の進歩で最近は価格が2割から4割ほどまで下がり始めているのがわかります。

私が一番注目しているのは、スイスで開発されたセラミックのe-maxと言われる素材。審美歯科を得意とする歯医者さんでこの素材を取り扱っているサイトをよく見かけるようになりました。また、通常のセラミック素材よりも安価であり硬度も劣らないということですから、試してみない手はありません。

ということで、専門家の意見でもなんでもありませんが、冬のボーナスから銀歯オールセラミック化計画を順次展開して行く予定です。自ら実験台となってこの場で情報を共有していこうと思います。

銀歯難民の諸君は乞うご期待!
銀歯オールセラミック化