永久歯一本の値段は100万円以上とも言われています。
欧米諸国では歯を大切にする意識がとても高いですよね。
歯科医療が未発達の時代は、歯を失うことはそのまま死に直結していました。
歯医者を探そうとすると、必ず引っかかってくるのがたった数件の口コミ。グルメレビューサイトよりも信用できません。
試しに近所の歯医者の口コミを検索してみてください。口コミが10件あればかなり多い方です。でも、10件程度でも少なすぎて何だか信用出来ません。
そもそも、ポータルサイトに口コミを投稿する人のメンタリティを信用できないと思いませんか。
私は関東を中心に引っ越し回数も多かったので、20件近いの歯科医院を転々としてきました。その中での傾向を取りまとめます。何でも例外はありますが、ダメな歯医者は下記のパターンです。
ダメな歯医者の特徴
- 歯科医が1人でバタバタしている(患者の回転数上げてるのかな?)
- 器具を押し付けるように削る(押し付けなくても削れるでしょ)
- 話を聞かない(僕の歯なんですけど)
- 歯の掃除に3回以上かける(多くて2回にして)
- 詰め物の噛み合わせに時間をかけない(最後の仕上げは丁寧に)
- 席と歯科助手の数だけやたら多い(歯科助手頼み?)
- 設備が古い医院(スチームパンク怖い)
- ウェブサイトの内容が薄く説明不足(サイトが無いのは論外)
- 祝日深夜もやっている(いつ学会に出席してるの?)
- 審美歯科だけをやたら強調(怖い)
最初に挙げた歯科医が1人の医院だと、どこもバタバタと忙しいので治療を受けていて不安になります。
ファーストフード店のごとく回転数を上げたいのかなと勘ぐってしまいます。
もう一度いいますが、私たちの永久歯一本の価値は100万円以上です。
たとえ、保険診療内でもいい加減な治療は受けたくないですよね。
歯科医院はメインとサブの2箇所の使い分け
- メインは高度な治療が受けられる歯医者
- サブはスケーリング(お掃除)のみの近場の歯医者
メインの歯医者で最先端虫歯治療!
- ウェブサイトが充実(治療方針も顔もきちんとわかる)
- 最先端医療を常に取り入れる姿勢がある(定期的に学会に参加)
- 歯科医が2名以上在籍(しっかりした医院が多い印象)
- 予防歯科にチカラを入れている(当たり前)
歯科治療は日進月歩で進歩しています。
メインで選択する歯科医院は高度な治療が受けられるところがいいです。歯科医院のウェブサイトをよく見てください。
遠方だろうが、自由診療で多少高額だろうが、最先端治療に力を入れている歯科医院がいいです。
また、虫歯治療の他に審美歯科なども積極的に行っているところがいいです。ただし、審美歯科は価格をよく見比べてください。高すぎても安すぎてもいけません。適正価格というのは、どの業界にも必ずあります。
もちろん、審美歯科だけに特化した歯科医院は除外。
設備も最先端のものを謳っているところは、歯科医の知識も最新のものにアップデートされているので当たりの可能が高いです。
また、歯科医とスタッフの顔がしっかり出ているところがいいです。
ウェブサイトに書いてあることと、実際に通院した時の印象が大きく違えば、さっさと次の歯医者を探しましょう。
サブの歯医者で予防歯科のみ!
近場の歯医者で歯の掃除のみをお願いしています。
歯の掃除だけなら、1人の歯科医がやっているところだろうがどこでも構いません。
歯の定期メンテは歯医者ではなく歯科助手の方が行うので、どこの医院でもほとんど違いなんてありません。
歯石を取って歯を磨いてくれるだけですから。
今や歯科医院の数はコンビニよりも多いと言われていますから、皆さんがお住まいのところにも徒歩圏内で歯科医院が数件あるでしょう。
予約も取りやすいです。
3ヶ月に一度のペースで予防歯科として自宅から近いの歯医者を利用します。
電話で予約する際に歯の掃除を一回で終わらせて欲しいと前もってお願いすれば、少し渋るものの受けてくれる歯科医院が多いです。保険診療点数の関係か、通常は上下2回みたいです。酷いところだと、上下左右4回かけようとする歯科医院もあるので注意が必要。
3ヶ月に一度のペースでいけば、虫歯や歯槽膿漏の予防にもなりますし、メインの歯医者へ行く機会も減らせますので経済的です。
その代わり、サブの歯医者では、歯を削らせません。治療をさせないということです。
あくまでも予防歯科専用の医院として近所の歯医者を利用します。
電動歯ブラシとフロスだけでいい
虫歯予防は電動歯ブラシとデンタルフロスの2点だけでいいです。
歯科衛生士さんにも必要なのは、この2種類くらいしか言われません。
私が愛用しているのはソニックケアでも一番安いイージークリーン。
これで十分です。
口臭予防にフロスは糸巻きタイプを使っています。デンタルフロスで取っ手のあるホルダータイプだと、抜くときに詰め物に引っかかって取れてしまったことが過去に何度かあるので、注意が必要です。