クラウドソーシングが儲かる儲からないの前に。。。

クラウドソーシングが儲かる儲からないの前に。。。

クラウドソーシングの是非について、ネットが盛り上がっているようですね。私も使ってますよ、クラウドソーシング。

ワーカーですし、クライアントという立場でも外注さんに仕事をお願いしています。

どっちの肩も持ちませんけどね。

実際にサービスを使っている側から、サービス提供元にお願いしたい二つのこと

1.身分証提出を義務付

2.非アクティブユーザーの排除

まず、クラウドソーシングを謳っている全てのサービスに言いたいのは、この2点。これを最低ラインとして運営して欲しいです。

1.身分証提出を義務付

私はポエマー
ワーカー、クライアント双方に身分証の提出を義務付けてください。

意外と知られてないのかなと思ったんですが、身分証を提出しなくても、ワーカーさんもクライアントさんも仕事が受発注出来ます。

いや、本当に。

ランサーズ、クラウドワークス、シュフティの全部で身分証無しで受発注できます。身分証未提出の場合、多少の制限はありますが特筆することはないです。

是非やってほしいですね。身分証提出の義務付け。

顔が見えないから、責任も軽いと錯覚する悪循環

履歴書を提出する必要がありませんし、面接もありません。複数アカウントを持つことだって可能なんですよ。それでも取引出来ちゃうんです。

在宅ワークの色が濃いので、会社やパート先があるわけではありません。

結局、どうしても仕事を投げ出す人、十把一絡げで安く使ってやろうと考える悪質なクライアントの悪循環が生まれているのは事実です。

2.非アクティブユーザーの排除

009
よく「登録会員数⚪︎⚪︎万人!!」とか聞きますが、有象無象の登録会員数を誇るなんて、一体どんな意味があるんでしょう?

クラウドワークスの公表によると、登録者80万人のうち20万円以上稼いでいるのは111人だそうです。ん?って感じです。

いいサービスを証明するってのは、登録者のアクティブ率が高いことが大前提。アクティブユーザーってのは、サービスの中でちゃんとログインして活動しているユーザーのことです。

一定期間ログインしていないワーカー、クライアントは排除していいと思うんです。

もしくは表示させない。

明らかに活動していないユーザー情報が表示されるのはワーカー、クライアント双方にとって不利益です。

もちろん、検索フィルターをかけて非アクティブユーザーを排除することは可能ですが、クラウドソーシングの絞り込み検索って結構苦痛なんですね。

多種多様な仕事があるので、絞り込み検索をするだけでもなかなか時間がかかります。

だから”素っ裸”なんだって

032

儲からないとか、ブラック案件ばかりという意見に、なんだか違和感があるんですよね。サービスを利用している者としては、自分で防衛するのが普通だと思う。

安価な案件が多いのは当たり前です。クライアントは「価格で防衛」しているんです。実績を積み上げていけば、単価は上がっていきますよ。悪質なクライアントもいますけど。

受注しておきながら仕事をしないユーザーが多いのも当たり前です。アカウントは気軽に切り替えられるし、甘い誘惑を囁く案件も多いので目移りするからです。ワーカーはコンビニのアルバイトよりも「手軽に辞められることで防衛」しているんです。優秀なワーカーさんもたくさんいますけど。

身分証提出の義務付けと非アクティブユーザーの排除をしたとしても、最後の防衛するのはあなた自身。自分で身を守らないといけません。

一般企業のように企業法務担当者がいたり、総務部があったりするわけではありません。クラウドソーシングにおいては、ワーカーだろうが、クライアントだろうが、あなたは”素っ裸です”。

守られてなんていませんし、そもそも誰も守るなんて言ってませんよ。

裏を返せば、自分は守られていないからWeb上で気軽に文句を垂れることが可能。”素っ裸”な自分が傷つけられたと言って、ネット上でクライアントの文句を言います。

普通はね、会社に属していたらクライアントの悪口なんて言わないですよ。絶対。取引先の関係者がそれを聞いて取引がなくなった場合、会社の損失になりますから。

自分の会社の愚痴ならいいと思うけど、クライアントの文句を垂れるような人とはビジネスしたくない。

どんな相手だろうと、仕事は仕事。受発注した以上は、粛々と仕事は進めないといけません。受けられないものを受けてしまったのであれば、それはあなたのビジネススキルが足りないからです。

もちろん、最初の取り決めになかったことを要求された場合は追加要件です。追加でお金をもらいます。



在宅ワークの受発注はこれからも増えてくる


それでも、クラウドソーシングという働き方は、これから新しい副業のカタチとして成長していくと思います。

いいワーカーさんは案件が集中しているし、単価もなかなかです。仕事を投げ出したワーカーさんや、不払いを起こしているクライアントはペナルティを受けています。仕組みとしては万全ではありませんが、ままよく出来ていますよ。

ちゃんとやっている人はちゃんとやっている印象です。まだまだ少ないですが。