仕事を辞める準備を始めます

本日より、半年後に仕事を辞めることを真剣に検討することにしました。誰もが一生に一度は考える退職という選択肢。ほとんど場合は、ぼんやりその考えが浮かんでは消えを繰り返すだけですが、中にはその会社で勤め上げることなく会社を去っていく人がいることもまた事実です。

これからの一連の投稿は、仕事を辞めるということが実際問題として自分の人生にどういう影響をもたらすのかを考えてみる個人的な記録になります。

労働の対価として賃金を得るという根本的な問題から、具体的な退職手順までシリーズで毎週投稿していこうと思います。

先に結論を読みたい方はこちら↓

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どうして辞める準備なのか?

転職の準備という言い方をしないのは、退職までのプロセスが安直になるような気がしたからです。人間関係に嫌気がさして辞める、心を患って辞めるという問題が表面化してから仕事で辞めるのでは意味がありません。

会社から次の会社に移るだけでは、自分自身に内在している問題は解決出来ないからです。ですから、自分の考えを整理しつつ、単なる転職だけの選択肢だけではないオルタナティブな退職の準備を始めてみようと思い立ちました。準備期間は今日から半年間。




どうして辞めようと思ったのか?

1906時間。2年2ヶ月間で仕事をしながら勉強してきた時間です。普通であれば、ここでTOEIC900点!や情報セキュリティスペシャリストを取りました!という報告があってもいいはずです。しかし、私にはこういった資格系や仕事に関するの勉強が全く向かないということがわかっただけです。悲しいですね。

1906時間で得たものは、WordpressというCMSシステムを使ってサイトを12本ほど一人で立ち上げたことと、チェロで簡単は練習曲が弾けるようになったぐらいでしょうか。一番気に入っているのは読書感想文かも。どれも仕事から離れた勉強なんです。そして、この2000時間というスコアが近づくにつれて、いよいよ仕事の勉強が全く手に付かなくなり、結論としてこの仕事は自分に向いていないなと悟りました。

ここが重要です。1906時間やってきて出した結論であるということ。仕事をしていれば、辛い時期や人間関係の問題なんかはいくらでもあります。給料を我慢賃という言い方だってあるくらいですから。今回の辞める準備というのは、一時的な感情からくる辞めたいとは質の点でかなり違うということです。
仕事を辞める準備を始めます

来たるべき40代の自分

これは二通りに分かれます。一方は昇進するでしょう。もう一方は、閑職に追いやられるでしょう。

私は平社員です。ただ、30代になって人を動かして仕事をする機会が増えました。けれども、管理職には向かないなーと常々思っています。よく上司から注意されるのが、優し過ぎるということです。言い換えれば、交渉能力が低くてメンタルが弱いといったところでしょうか。40歳になった私はきっと会社にしがみつくだけの万年平社員になるでしょう。その未来が透けて見えてくるような気がしてなりません。リストラの可能性も濃厚ですね。




前向きに仕事を辞めることが出来るか?

人はすぐには変われません。1900時間やってきて、はっきりとした結果を残せなかった以上、これからも仕事の勉強は全く捗らないでしょう。ポジティブシンキングという言葉は苦手です。けれども、これからも続くであろうジリジリとした焦燥感に苛まれるくらいなら、思い切って前向きに仕事を辞めたら自分はどうなるんだろういう新たな考えで、自分の人生にブレイクスルーを起こそうと試みる企画です。

失敗するかもしれませんが、失敗もひとつの選択肢。今の仕事を辞めるか辞めないかも含めて、半年後にちゃんと結論は出します。まずは正社員である恩恵とそれを破棄する具体的なリスクを調べていこうと思います。仕事は生命維持に直結していますからね。