ラーメン激戦区三田。
ここには二郎本店、三田製麺所と名だたるラーメン屋がひしめているこの町で、ギラつき感半端ないラーメン屋がオープン。
その名も肉汁麺ススム。
歌い文句は、秋葉原発祥の肉盛りラーメン店。ド直球なネーミングセンス。嫌いじゃないです。
秋葉原では、既にそこそこの知名度。
一見、二郎インスパイア系と感じてしまうものの、ここで出される肉汁麺は完全にオリジナル。
そもそも、ラーメンの上にチャーシューとは違うモノが乗っている。
オープン当初から通っていたが、最近は夕方でも席が埋まっていることが増えてきた。
人気が出てきて嬉しいような悲しいような。
ブランディングの手法も凝っていて、二郎のそっけ無さとはやはり一線を画す店舗展開となっている。
肉汁麺のお作法もしっかりカウンターに置いてあるので、ギルティされるような要素は何もない。
初見殺しも無ければ、女性も安心して入れる。
初手はやはり肉汁麺
※2018年2月現在、ライスの無料サービスは終了しています
どこのラーメン屋でもそうですが、そのお店のスタンダードメニューが一番旨い。
券売機左上一択です。
若い男性なら肉量レベル200gのレベル2まで余裕だと思います。
ご飯(+100円)も追加は必須。
肉汁麺レベル1なら女性でも安心して食べられる量のため、麺半分といった特殊カスタマイズも不要だと思える。
着丼。
『ラーメンにはチャーシュー』という権威ある古き良き概念を力技でひっくり返し、ラーメンのお供であるライスに特化した甘辛肉が素晴らしい。
この肉塊をライスに乗せれば甘辛焼肉弁当に早変わり! この肉は晴天の霹靂。
麺もススムがライスも同時にススムというダブルトラップ。
肉、生卵、ライス、麺のクアドラプルアタックは、上司のいびり、顧客の怒号で冷えたハートをホットにしてくれるカンフル剤だ。
まずは肉が旨し。
続いて肉とライスが旨し。
さらに肉を生卵とからめてからのライスが旨し。
飽きたところで麺をすする新境地開拓、旨し。
至福のひと時を味わい、ごちそうさま。
店舗情報
肉汁麺ススム 三田店
- JR田町駅、都営地下鉄三田駅(浅草線・三田線)から徒歩3分
- 住 所:東京都港区芝5-26-1 ISビル(GoogleMap)
- 営業時間:11:00~22:00(ラストオーダー 21:45)
- 定休日:無しかよ!