シンゴジラ鑑賞中に35歳のおっさんが大号泣

シン・ゴジラ鑑賞中に35歳のおっさんが大号泣

おかえりなさいゴジラ。

やっぱりゴジラは日本のものでした。

付け加えるなら、今日本に住む全ての人のものです。

日本映画界の総力を挙げた邦画「シン・ゴジラ」、最高でした。

とりあえず観てみるかぁ

昨今の邦画で、これほど話題なっている映画も珍しいなということで観てきました。

また、エヴァファンとしてヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qの支離滅裂さに絶望した私としては、やっぱり庵野監督の再チャレンジを見届けたいという勝手な気持ちもあり、たった一人で鑑賞。

結果、大号泣。

嗚咽しそうで、他のお客さんに迷惑をかけまいとハンカチを噛み締めていました。

涙を流しすぎて目が痛くなるわ、鳴き声を押し殺すのに必死だわで一人でパニック。

35歳のおっさんがこれでいいのかと自問自答しながら、ひたすら作品に見入ってました。

エヴァファンなら、これをエヴァの続編として鑑賞したらいいと思います。

もういいや、エヴァンゲリオンの続編なんて。

あのね、エヴァンゲリオンの3作目「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」があんなストーリーになったのは、311があった直後に庵野監督が大幅にシナリオを変更したからっていう話があるの。

これは信憑性高いなと思ってる。

だって、その前の作品「破」との繋がりを全く感じられなかったから。

今回のシン・ゴジラはこのあたりを全て吸収してる。

自然災害や核というものを庵野監督が正面から見据えて消化している。

そして作品としてしっかりと昇華させている。

最悪最高のパニックエンターテイメントとして。

原爆投下のこと、311で起きた津波や福島原発のこと、このあたりを要所でガッツリ描いている。

311を体験し家族も被災した自分としては、心臓がさブルブルするんだよね。

何でも「けしからん」で炎上してしまう悲しい国で、これをやってのけるところが本当にすごい。本当にすごいことなんだよ!

ヤシオリ作戦をバカにする人は勉強不足

ヤシオリ作戦で出てくるコンクリートポンプ車などによる特殊建機部隊の作戦行動を幼稚って馬鹿にしている人いるけど、なんであんな描写がされているかちゃんと調べようね。

流石にそれ分かってないとヤバイ。これが本当の表現活動だよ。これをエンターテイメントって呼ぶんだよ。

石原さとみさんの英語について

あの英語の発音が酷いっていう人いるけど、国内の俳優さんであそこまで発音綺麗な人そういないと思うけどな。

相当練習したと思います。

少し調べてみると、語学勉強を熱心にされているみたいですね。

2年間海外にいたけど、僕なんかより全然綺麗な発音。

英語を喋ったことのない人が単なる先入観で批判している可能性を排除出来ないなぁと思いました。

長谷川博己さんのパリッとした滑舌の良さ

会議シーンが多いので、とにかく早口や長ゼリフの連続。そんな中でもお客さんを飽きさせないのは、ひとつは長谷川博己さんの滑舌の良さだと思うんです。
これが聞いてて本当に気持ちが良かったです。パリッとした喋り方。

2回目観に行くかって?もちろん行きますよ!
あー、泣いちゃう。きっと僕、また泣いちゃうよ。

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