先日、六本木のTOHOシネマズで進撃の巨人をMX4Dで鑑賞してきました。
MX4Dとは?
アトラクション型4Dシアター。「体感型のシアター」との触れ込み、客席のシートが前後、左右、上下に動いたり、風、ミスト、匂い、煙など五感を刺激する「11種の特殊効果」が映画のシーンに合わせて繰り出されます。
新しい映画館のカタチですね。3D映画を超えたという点から「4D」と呼ばれています。
11種類のアトラクション
- バックポーカー(背中をつつく)
- ネックティクラー(首元に何かが触れるような感覚)
- セント(香りが劇場に漂う)
- ウインド(そよ風や向かい風)
- ウォーターブラスト(顔面への水しぶき←これがヤバイ)
- レッグティーラー(足元に何かが触れる感覚)
- ランブラー(地響き)
- シートポッパー(下からの突き上げ)
- エアーブラスト(噴射)
- フォグ(劇場内に霧)
- ストロボ(劇場内に強烈な先行)
血しぶきの度に、顔にウォーターブラスト!
座席が揺れたりすのは、構わないんです。アトラクション気分を存分に味わえるので。ひとつ困ったのが、顔めがけて噴射される霧。血が噴き出すシーンで顔目掛けて霧が噴射されます。最初はあまりに驚いて失神するかと思いました。ギャーってなりましたよ。本当に。
心臓が弱い人は気をつけてくださいね。
戦闘シーンがある度に、顔にブシュー!ブシュー!って、これじゃ全然ストーリーに集中出来ない。ストーリーの展開より、次はいつ水が噴射されるのか気になって心臓バクバクでした。会場はちょっとしたパニックでしたよ。映画の内容がどうだったかって? MX4Dの効果に気を取られていて、ほとんど覚えてません(笑)
MX4Dはアクション映画と相性抜群!
刺激が強いので、ストーリーがしっかりしたものには不向きでしょう。そもそも、ストーリーに全然集中できない。アクション映画やB級パニック映画と相性が良いのではないでしょうか。また、上映中に「香り」を出していましたが、嗅覚が敏感な日本人には少々不向きかもしれません。
マッドマックスをMX4Dで観てみかった!血しぶきウォーターブラストはもうこりごりだけど。
デートにオススメ! MX4Dは吊り橋効果の高さ
「吊り橋効果理論」って聞いたことありますか? 要は、「揺れる吊り橋を一緒に渡ったことによる生理的ドキドキを、相手への恋愛感情に置き換えてしまうこと」気持ちが高まると、誰でも脈拍が速くなって心臓がドキドキしますから、そのことを言ってるのでしょう。
例を挙げると、お化け屋敷やアトラクションなどスリリングな体験を共有した相手に対して、恋愛感情が芽生えやすくなる効果のことを言うそうです。薄暗いなかだと、恐怖心が高まってさらなる効果が期待できるとか。
こう聞くと、単純に脳が錯覚しているだけの話ですが、デートスポットしては凄くいいかもしれません。顔に噴射されるウォーターブラストで隣に座っている彼女が失神しなければいいですが(笑)