ノイズキャンセリング製品をあれこれくらべてみて、かなり散財したこともあり、ここで自戒の念を込めて最終的にたどり着いたBOSE製品を紹介します。
社会人が勉強を始めるとなると、通勤時間がメインの勉強時間となることが多いはず。特に学習する内容が語学となれば、リスニングは避けて通れない道です。周囲の雑音などが原因で音量を大きくしすぎて耳を悪くするなんてことがあれば、それこそ本末転倒。
リスニング教材の効果を極限まで高めるのであれば、ノイズキャンセリングヘッドフォンに限ります。
イヤフォンとヘッドフォンを比べる
ノイズキャンセリング性能を追求するなら、間違いなくヘッドフォンの方がいいです。単純に物理的な遮蔽性が高いし。
携帯性を重視するならノイズキャンセリングイヤフォンですが、体感的なノイズキャンセリング機能が十分でなかったり、ケーブルの途中についている電池パックの重さが気になったり、耐久性に問題があったりするもの多いので、しっかりと情報収集するようにしてください。
通常のイヤフォンと比べても高額なので、断線の恐れがないかどうかも要チェックです。
私は3種類のノイズキャンセリングイヤフォンを試しましたが、2つはノイズキャンセリング機能が微妙だったのと、もう1つはボリュームの調整やコード耐久性に難がありました。どちらも、製品レビューは素晴らしかったのですが、実際は買って後悔しました。
どのくらい消音されるの?
全く無音になるわけではありません。難聴や疲労の原因となる低周波ノイズを主にキャンセルしてくれます。ただ、その性能の素晴らしさは、圧倒的です。じゃあ、どのくらいキャンセルしてくれるかという話ですよね?
個人的な使用感としては普段聞いている音量を1つまたは2つ下げても快適に聞こえるというレベルになります。
これが体感的なノイズキャンセリングの性能です。これだけでも耳の疲労感は全然違ってきますよ。イヤーパッドの程よい固さといい、3時間の連続使用でもまったく耳に負担を感じません。
バッテリー切れを防ぐデザイン
これが一番言いたい。右耳側のイヤーカップに電源スイッチが大きく配置されてます。ヘッドフォンをしたまま指で触ってもすぐにわかるくらいの大きさです。
また、電源ON時にはランプが赤く点灯してくれるので、スイッチの切り忘れも防げます。バッテリーの残りが4時間程度になると、イヤーカップの電源スイッチ上のインジケーターライトが点滅して充電時期を知らせてくれるのもありがたいですね!2時間の充電で25時間稼働。
電池切れになった場合にはノイズキャンセリング機能だけでなく、ヘッドフォンとしてすら機能しませんので、この点のデザイン設計は非常に好感が持てました。
iPhoneユーザーに嬉しいマイク/リモコン付きケーブル
突然電話が掛かってきた場合でも、ワンタッチで着信応答ができます。マイクもついているので、そのまま通話を始めることができます。会社からの電話に出なければいけない場面が多い社会人にも安心の設計です。また音声ボリュームのコントロールもケーブルから出来るのもありがたいです。
ここでも感心したのが、ボリュームコントロールボタンと中央ボタンの高さが違うことです。触って理解出来る機能というのは、ストレスがない使い心地。
眼鏡をしている人はオンイヤータイプを!
普段から眼鏡を使用している方はオンイヤータイプのQuietComfort3をオススメします。耳を全て覆ってしまうタイプのヘッドフォンだと眼鏡の柄の部分が隙間を作ってしまうのと、柄の部分とヘッドフォンのイヤーカップがぶつかって耳に痛みを感じる場合があるからです。これ、地味に痛いです。
普段眼鏡をしないという方でノイズキャンリング機能を究極まで追求する方は、耳をしっかりと包み込むアラウンドイヤータイプのQuietComfort15にしてくださいね!
並行輸入品に注意!
Amazonなどを見てみると、並行輸入品と書かれている安価なBOSE製品をよく見かけますが、それなりにリスクがあることを知っておいてください。
BOSE社のホームページにこう書かれています。
並行輸入品などの海外仕様製品については、ボーズ株式会社の製品保証対象外となります。また、ご購入に関するトラブルにつきましても、ボーズ株式会社では対応いたしかねますので十分にご注意ください。
Amazon経由で購入する場合も【国内正規流通品】であるボーズ・オンラインストアの表示を確認してくださいね!