いつだって自分の勉強スタイルは手探りで作っていくもの。んで、初期段階の勉強スタイルっていうのはやったつもりで終わってしまっていることが凄く多い。
周りから見てもガリガリやってるくせに成績が上がらないなんていう人は実はコレが原因なのかも。少なくとも自分はそうだったかも。端的に言ってしまうと効率が悪いやり方を続けているってことなんだけど、事はそんなに単純じゃない。効率の良さを追求するのだって、実はかなりの勇気と意志力を要するもの。
勉強ごっこ
初期の勉強スタイル、これを「勉強ごっこ」と呼ぶことにする。だって、現実に力を発揮することがない学び方だから。
勉強ごっこが、ごっこに過ぎないという事に少しずつ気付きながら前に進んで行くことがすごく大切。折りを見て、試験を受けたり、実践でアウトプットしてみたりを繰り返して、勉強スタイルが少しずつ変化していく。すると、今まで勉強ごっこだったものが現実的な力を得ようとその姿を変え始める。
自分自身も、独学で語学学習をやっているけど、最初の1年は本当にやったつもりで無駄な時間を過ごしていたと思う。特にドイツ語(笑)
勉強ごっこの特徴
・質よりも量を重視する
・手を付けていない参考書の積本がどっさり。
・試験を受けたり、実践してみることを極端に恐れる
・メインの勉強時間が「~ながら」になっている
・勉強が手段ではなく目的になっている
最初の勉強ごっこはすごく大切
最初の一歩は全部○○ごっこ。子供たちが○○ごっこで現実世界を少しずつ自分に取り込むように、勉強も最初は全て勉強ごっこなはず。だから、勉強ごっこ自体が悪いことではないと思う。むしろ、そういう認識で勉強を始めてみるっていうのがすごく大切なんじゃないかと。。。継続は力。
語学学習に関して言えば、自分はDSの「英語漬け」から始めてみたけれど、これなんて勉強ごっこの最たるもの! いきなりDUO3.0から始めたら、1日と保たずにあっさり挫折していたはず。
いつかは砂場を出ていかなければいけない
小さく区切られた公園内の砂場で勉強ごっこをいつまでも続けていくわけにはいかない。日はいつか暮れてしまうもの。勉強ごっこが習慣化してきた時に、慣れ親しんだその砂場を離れなければいけない時が必ず来る。それが自分の意志なのか、それとも母親が迎えに来て時間切れなるか、いずれにしても合図はある。
その時に、服に付いた砂をキレイにはたいて次の世界に飛び出せるといいな!