最近よく見かけるなーと思ってる仕事辞めました系ブログ。
彼らは仕事を辞めて、日本の社会や会社がいかに駄目かをつらつらと語ってくれてます。
言ってることは間違ってない。為になることも確かに多い。
だけど、なんだか彼らの言葉が心に響いてこない。
どうしてなんだろうとずっと考えていたんだけど、答えはカンタン。
だって、仕事を辞めたことを飯の種にしているか、そうしようとしている姿が透けて見えるから。
多様な働き方、多様なライフスタイルはあってもいいけど、仕事辞めました系ブログは後ろ向きな発言が多い。
辞めて良かった!パワハラセクハラ、こんな辛い目に私は合ってきた。だから、逃げたっていいんだ!
うん。逃げたっていいよ。君の人生だもん。逃げることは恥だが役には立つさ!
だけど、逃避した後の話を聞かせてよ。
勇気ある撤退をした人間が、明るい松明を持ってるとするよね。
でも、その松明を灯す燃料は苦しんでいる社畜たちのうめきなんだ。
だから、仕事辞めました系ブログは嫌い。
仕事辞めたなら、仕事以外の話をしてよ。
上手く逃げ出せた話を延々とされるとこっちもさすがに参ってくる(笑)
逃げた後のエピローグで僕たちは勇気付けられたいんだ。
この人たちが台頭することで、社畜たちは救われるんだろうか。
いや、救われないと思うな。だってズルいもん。
後に残して来た人たちを食べるなんてやっちゃ駄目だよ。仕事辞めて、仕事以外のことをするの?
違うでしょ。どんな形であれまた仕事をするんだよ。大抵は組織に属してさ。
好きな仕事のスタイルを選んだらいいじゃない。
ブロガーでもいいけど、仕事辞めました系はやめて欲しいな。
遠回しな自慢話はやめた方がいい。
ドロップアウトした人間が、仕事論語っちゃうってのは、なんかズレてるよね。