30代からのダイエット！糖質制限に挑戦してみる

年齢も30を過ぎてくると、自分の身体が少しずつ衰えてくるのがわかります。最初の兆候はやっぱり「下腹」ですね。昔は多少食べ過ぎても数日すれば凹んでいたお腹がだんだん戻らなくなってくる。このまま何もしないで放置しつづければそのお腹はどんどん膨らんできます。間違いありません。

私は銭湯巡りが好きですが、利用者の中年男性の8割はお腹がでっぷりと膨らんでいます。このままじゃ自分もあのお腹の仲間入り！ということで糖質制限を軸に３つの食品で対策を取る事にしました。

３つの糖質制限アイテム

理由は単純です。炭酸ガスがお腹を膨らませる効果があるから。胃壁拡張は満腹中枢を刺激し、お腹が一杯だと錯覚させてくれます。これによって空腹感を抑えることが出来ます。もちろん甘い炭酸水はダメ。

味のついていない炭酸水を初めて飲む方は面食らってしまうかもしれませんが、すぐに慣れます。ヨーロッパでのレストランでは水を頼む時に炭酸入りの水がそうでないものかをよく聞かれます。それくらい甘くない炭酸水はポピュラーなものです。

また炭酸が体内に入ることで腸内が活性化され便秘解消にも効果があるとされています。便秘解消という点では、ヨーグルトよりも即効性あると私は感じています。さらには血液循環が活性化され疲労回復や鬱病予防にも効果があるとか。

あのシュワシュワに期待大です。

なんと言っても私たちの主食は白米。たとえば白米ご飯１膳(150ｇ)には55g程度の糖質が含まれています。約３分の1ですね。食品の中でも糖質がかなり多い食品です。体重を落とすには糖質の多い食品を減らすことが重要ですが、お茶碗に盛るご飯が少なくなるとそれだけで元気が少なくなりますよね。

美味しい玄米が出回っているとは言え、あの独特な香りと歯ごたえが苦手な人も実際多いはず。そこでこんにゃく米。写真を見てください左が白米のみ。右がこんにゃく米を白米とこんにゃく米を1:1(75g)の割合で炊いたものです。よくみると少し色が暗いのがこんにゃく米です。

ここまでよく見比べてみないと普通の人はまず気付きません。また食感も白米ごはんにかなり近いため、違和感を感じることもありません。こんにゃく特有の匂いもないので、本当に重宝しています。
見た目も味も量も変えずに糖質が30％抑えることが出来ます。

こんにゃく米は少し大きいスーパーであれば大抵売っています。また白滝をみじん切りしてオリジナルのこんにゃく米を作っている方も多いです。
こんにゃく米で糖質オフ！

はっきり言って、もともとぬか漬けは好きではありませんでした。あのぬか床の見た目がどうしても受け付けなくて。オガクズを湿らせたような所に食べ物を沈めるという神経が私には信じられませんでした。

しかしちゃんとしたぬか漬けをいただく機会に恵まれ、恐る恐る口に運んでみるとこれが旨い！　普通の漬け物とは全く違うコク、深み。未体験の不思議なクリーミィさとも言うべき病み付きになる味！　食べ物に関する感動ではここ数年で１番だったと思います。

こんなに美味しいものはきっと身体に悪いに違いないと思い調べてみると、玄米と双璧を成す健康食品の闘士であることが判明！　玄米から精米をつくるときにとれる外皮と胚芽の混合物だから当たり前と言えば当たり前。。。

アディポネクチンという物質が糖や脂肪の分解を促し、糖尿病を予防してくれるそうです。またヨーグルトよりも優れた植物性乳酸菌が免疫系等を整えてくれる力もあるとか。ぬか床のキットもスーパーに売っているので、簡単に始められます。今は冷蔵庫があるので毎日かき混ぜる必要もありません。

ペット飼うよりぬか床を飼うべし！

今回は食品にフォーカスして記事をお届けしました。私はダイエットのための運動は一切しない主義です。

何事もそうですが、習慣化することには例え一日５分でも困難が伴います。誰でも自分の胸に聞けばよくわかるはず。

また、日々の運動が習慣化されてダイエットに成功したとしても、環境の変化でその習慣が壊された時が大変です。次のダイエット対策を打たないとすぐにお腹がポヨヨンです。ダイエットのための運動というスタイルはこういった危険が常に伴います。

運動よりも先に食生活を改める必要があります。何故なら日々必ず発生するイベント、それが「食事」だからです。ダイエットのための時間を確保しないので０分ダイエットという視点から増えた体重を減らしていきましょう。

タニタ(TANITA) 2011-06-25