数多くのジロリアンたちが、ブタの一生を終える前に一度は口にしたいと願う二郎があるとか。
それがひばりヶ丘二郎(通称ヒバジ)。西武池袋線ひばりヶ丘駅というマイナーな駅であっても、その名を全国に轟かせるほどの味と二郎とは思えない接客の良さ。
着丼までの時間
平日木曜日午後19時時点で店外行列は10人ほど。着丼までは40分程度。ローカルな駅のためか、それほど並んでいない。回転は恐ろしく速いです。店内が他の二郎に比べて少し広いこともあるのでそう感じたのかもしれません。
ひばりヶ丘二郎のルール
他の二郎店と違うところは、食券を買うタイミング。例えば、客の一人が退店して、店内で席が空き、入店したタイミングで初めて、食券機で食券を買うこと。列に並んでいる最中に、列を抜け出して食券を買わ無くていいのは助かります。
券売機のお札は1000円と小銭のみしか受け付けてくれません。細かいお金を用意していきましょう。食券を買ったら、
券売機で購入する前に、オーダーを聞かれることもありますが、複数名で来店されるお客さんに限って聞いていたように思います。ロットを調整しているんでしょう。
食券を買ったら空いてる席に着き、カウンターの上に食券を置くだけ。
通路は歩ける広さがあるので、水を汲むのはいつでも問題ありません。
麺カタはオーダー不可。
烏龍茶も店内の食券機で買えます。
前の人を見ていれば間違えることはないでしょう。
ひばりヶ丘二郎実食
二郎最高峰は事実である。これは疑いの余地がない。
まず徹底的に乳化させたスープ。ひばりヶ丘はスープが他の二郎と違う。
訪れる前は、飲み干してしまいたいほどのスープと聞いて半信半疑でした。
がしかし、気づくと私は丼を抱えて飲み始めてしまったではないか。こんなことは他の二郎で体験したことはない。
ホロホロのチャーシューが口の中でセクシーにほどける! そして、野菜高騰にも関わらず、丼の中央にそびえ立つ野菜タワー!!!デフォルトでこれほど量のある野菜タワーを見たのはこれが初めて。
イケメン店主の笑顔の接客、もちろん助手の女の子にも優しく指導していました。こんなに気持ち良く二郎を食せる店がかつてあっただろうか。
二郎の良心、まさしく聖ひばりヶ丘二郎。
ギルティについて思うこと
ネット界隈では、食べるのが遅い初心者は、店主からギルティ認定されるという書き込みをちらほら見かけますが、私はギルティ認定を見かけたことがありません。
関内二郎、三田二郎本店、蒲田二郎、大宮二郎(閉店)、そしてギルティラッシュと言われる目黒二郎でも、ギルティを見かけることはありませんでした。
つまり、よほど食べるのが遅くない限りはギルティされることはまずありません。
安心してください。
二郎初参戦の人は少なめ650円で
ひばりヶ丘二郎は良心的で、「少なめ」という650円のメニューがあります。
初心者は必ずコレを頼んでください。最近の二郎は、ネット界隈で有名になり、インスタ映えもすることから無茶な量を頼む初心者が増えているように思います。
むしろ、こんなことをやってギルティ認定されるなら仕方のないことでしょう。
店主にも外で待ってるお客さんにも失礼ですから。最初から食べきれない量を頼むことがギルティなのです。
素早く食べ切るコツ
早食いは決していいとは言えませんが、食べ切る自信が無いのであれば、以下の手順でいきましょう。
1.麺を下から引っ張りだして麺から食べましょう(天地返し)
理由としては、麺がスープを吸ってしまうと喉を通りにくくなってしまうためです
2.スピードが落ちてきたら水をゴクリと飲みましょう
水をごくりと飲むと、食道に詰まった麺を胃へと流し込み、さらにゲップがでます。そうするとあら不思議。まだまだ食べれるようになるのです
3.さらにスピードが落ちてきたら味付けを変更
用意されている調味料は店によって異なりますが、一味唐辛子とコショウがある店舗なら、味に飽きてきた時点で投入すると、あら不思議。
脳が違う食べ物を食べ始めていると勘違いして食が進みます。
4.烏龍茶を買う理由
私は必ず烏龍茶を買います。これは、口の中をさっぱりさせるためでは無くて、舌をリセットするためです。つまり、烏龍茶の利点としては、二つあります。
- 食道に詰まった麺を流し込む
- 舌をリセットして食欲を維持する
いつも食べきれないという人は、烏龍茶を飲みながら二郎を楽しむのがオススメです。