30代を過ぎてくると、どうも太りやすくなってきます。代謝が落ちてきているので、当たり前と言えば当たり前ですが、何も手を打たないでいると、そのままぶくぶくと太ってきます。お腹周りが特にたるんできますよね。
中年太りは、加齢による基礎代謝の低下がトリガーとなって起こります。この中年太りに対して効果的と言われているのが、足を使った運動だとか。具体的にはウォーキングとかジョギングがこれに該当しますね。
そもそも基礎代謝を上げるってどんな意味?
そもそも基礎代謝とは、何もせずじっとしていても、生命活動を維持するために必要なエネルギーのことです。消費量は筋肉が全体の40%以上を占めます。基礎代謝は加齢に伴う筋肉の衰えと共に低下し、成人では殆ど変化しません。
基礎代謝を上げる上げるといいますが、具体的にはもっともエネルギーの消費量の多い筋肉をつけましょうという話になります。適度な筋肉をつけることで太りにくい体を作る。それが基礎代謝を上げましょうということになります。
運動する為の時間を確保したくない人へ
運動して基礎代謝の低下を防ごう!と言われれば、それは確かにその通りだと思います。しかし、世の中には私のように運動の時間をわざわざ確保したくない!という人がいるはずです。
どうせ通わなくなるジムに申し込んだり、不定期にジョギングをしたりせずに、サラリーマンである私は毎日通勤時に出来る階段ダイエットにたどり着きました。理由は簡単です。
1.大げさな道具が要らない
まず、大げさな道具がいりません。クールなスポーツウェアやシューズも不要。階段を登っている人というだけですから、周囲から見ても何の違和感もありません。通勤と帰宅時の平日に毎日欠かさず実行できます。時々、ジムに通う時間を確保するよりも効果的だと思いませんか?
2.考えなくていい
意思力を要するものは長続きしません。いかに考えなくてもいい環境を構築出来るかが大切です。
その点、階段の上り下りは余計なことを考えなくていいんです。エスカレーターやエレベーターを使わずに階段を選び続けるだけ。「たった5分で痩せる!」みたいなエクササイズよりも全然意思を必要としません。痩せたければ、階段を選ぶ。ただそれだけ。
もし、無意識に下の階段が怖いと感じようなら、筋力が低下していると思ってください。
私の1000段経路
自宅マンション 39段
自宅最寄駅 79段
会社最寄駅 217段
会社のビル階段 264段
片道599段なので、往復で1198段になります。会社がビルの11Fになるのでやはり段数が多いですね。片道599段でも多少息が切れますが、2ヶ月くらいで慣れました。段数を少しずつ増やしていってもいいのではないでしょうか?
階段1000段は45分のジョギングに相当!
たかが階段と侮ってはいけません。階段1000段はなんと45分のジョギングの運動量に相当します。毎日45分の運動時間を確保しようと思ったら、本当に大変ですよね。
第2の心臓 ふくらはぎが鍛えられる
実は階段ダイエットの最大のメリットはふくらはぎが鍛えられることにあります。
ふくらはぎは第2の心臓と呼ばれていて、ここが鍛えられると血流がよくなります。
心臓から出た血液は全身に行き渡ります。下半身にある血液を重力に逆らって心臓まで送るのは相当エネルギーを必要とするのは容易に想像できますよね。
この血液を体の上部へ送るポンプの役割をしているのが、ふくらはぎなんです。
階段ダイエットはこのふくらはぎを鍛えるのに適したエクササイズ。
ふくらはぎを鍛えるとこんなに良いことが!
- 血液循環が良くなるので、全身の細胞が活性化
- 自己治療の作用が高まる
- 免疫力が高まる
- 自律神経の働きが良くなる
- 体温が上がる
- 細胞を若返らせる
- 脳細胞を活性化
- アトピー性皮膚炎、風邪などを改善する
ジョギングと同等の効果に加えて、第2の心臓であるふくらはぎまで重点的に鍛えられるなら正に一石二鳥のダイエット。
3ヶ月で-4kgのダイエットに成功
もともとそんなに太ってはいませんが、3ヶ月続けた結果をお伝えします。
現在の身長173cmで体重が59kgなので、BMI値は19。
63kg→59kgの-4kgの減量に成功!
気をつけないと、低体重になってしまうほど(笑)
いつまでもスマートでいたいと思うなら、階段ダイエットおすすめです。