Webデザイナーの将来性2

シェアする

Webデザイナーの将来性

私は今Webデザイナーからディレクターに移行している真っ最中。最初に言っておくと、Webデザイナーに将来性はない。職業としては、ゲームなどで最初に誰でもなれるソルジャーと同じ。このソルジャーから自分の適性を見極め、どう成長させていくかが鍵だ。

スーパーWebデザイナーという幻想

ネットで見かける有名なWebデザイナーたちはかなり例外的な存在。デザインが出来て、高度なプログラミング技術があり、自分の成果をしっかり宣伝出来る一流の営業マンでもある。つまり、1人で一から十までをこなす本物のWebデザイナーだ。しかし、一般的なWebデザイナーはこの地位にとどまることは出来ない。上手く説明できないけど、サラリーマン金太郎がいい例。サラリーマンだけど、もうそれだけじゃないよねっていうアレです。

3つの選択肢

ちょっと人に動いてもらってプロジェクトを進めていくうちに、役割分担っていうのは大体こんな感じになってきたので参考になれば幸いです。

その1:デザイナー

WebデザイナーからWebを取り除いてデザイナーになること。もちろん基礎的なhtml とcssは完全にマスターしいることが大前提。ティザーサイトのようなキャンペーンページの扉絵を作ったりするデザイナーを指す。時には、印刷の知識も必要でAIやPDFのデータをバラしてWeb用にデザインし直したりする。

基本的なコーディング技術は必要だが、それ以上に高度なPhotoshop の技術とセンスを求められる。使うソフトはAdobe製品のみ。オーサリングもDWを愛する。まさしく、デザイナーの名に相応しい。席数は少ないけれど、認められればそれなりに重宝される。

その2:フロントエンジニア

Webデザイナーからデザイナーを取り除いて、Web+フロントエンジニアになること。html やcss 、JavaScript にphpなど複数の言語を操りネットワークやDB周辺の知識もあるエンジニア。絵は描けないが、システム画面のUIデザインなども手掛ける。

業界が今一番求めている職能。彼らのマシンには複数のオーサリングツールがインストールされている。プログラマーの要素が強い。

その3:ディレクター

Webディレクターという管理職になる。多くの人がここに落ち着くに違いない。直接クライアントとやり取りをして、お金に結びつける仕事。流行に敏感で高いコミュニケーション能力が必要。使用ソフトはもっぱらoffice製品。時折、Adobe製品が懐かしくなる。営業職の色合いが強くなる。

客先がみんなジョブズ!

簡単なWebサービスを立ち上げるくらいなら、駆け出しのWebデザイナーでも出来る! だけどね、もう時代は変わったんだ。客先はWindowsXP を使っているような相手じゃない。Window8で仕事をこなし、プライベートはタブレットやスマートフォンで最新の技術にたっぷりと触れている相手だ。当然要求は高くなる。

洗練されたデザインと高度な技術を両立する為には分業化してチームで臨むしかない。Webデザイナーはひとりで、クライアントと打ち合わせして、デザインしてコーディングして、プログラムを組んで納品するなんて考えるのはもう止めるべき。向き不向きを見極めて、早めに自分の特性を育てていくことがこの業界で生き残っていくコツでもあるような気がする。

悩めるWebデザイナーへ

ここまで読んでくれた悩めるWebデザイナーへ。ネットで出回るWebデザイナーの力量はやはりどれもウルトラC級の素晴らしいものばかりだ。けれども、それと同時に多くのWebデザイナーたちの待遇がいいという話をほとんど聞かない。

ある程度制作会社で経験を積んだら、特定の企業内またはグループ企業でインハウスWebデザイナーとして働くという選択肢も増えてきている。企業が専任の担当者を置くことに価値を見出し始めているからだ。その辺りの求人情報を探しつつ技術の研鑽に努めるのを私個人としては勧めたい。








“おやゆび文鳥”

シェアする

フォローする