史上最強の哲学入門は、そのわかりやすさでも史上最強!一般教養としても必読書

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史上最強の哲学入門は、そのわかりやすさでも史上最強!一般教養としても必読書
史上最強の哲学入門は、そのわかりやすさでも史上最強!一般教養としても必読書

高校時代に気取ってデカルトの方法序説を読んで全く理解出来なかった自分としては、本当にありがたい本。

例えば、デカルトの「我思う、ゆえに我あり(cogito ergo sum)」がなぜカントによって論破されたのかが理解できず今まで生きてきましたが、この本のおかけで一気に氷解しました。

また、近年ネットのおもちゃとして台頭しつつあるフランスの啓蒙思想家(変態)ルソーについてもアツく語ってくれるところが堪りません。

著者の哲学への理解の深さが本書全体染み込んでます。

この本は、一般教養としても必読書ではないかと思うのです。巷にあふれる哲学入門書というのは、敷居が高いものが多く、わかりづらいものばかり。。。

一応読み終えることが出来るものの、どこか釈然としない自分がいました。しかしこれは違います。

まず本書のコンセプトが明確です。

「より強い論を求め、知を戦わせてきた男たちの情熱の物語」という視点で書かれており、世界の名だたる哲学者たちが論戦を繰り広げます。

冒頭から今までの哲学入門書は、「バキ(刃牙)成分が足りなかったのです」と高らかに宣言!

歴史に名を刻んだ哲学者が東京ドーム地下討議場に入場するというシーンから始まります。

少年誌のバトル漫画で育ったおじさんには胸がアツくなる演出。そして、イカしたネーミングセンス。

神殺しニーチェだァ!

現象学の開祖フッサールだァ!
哲人王プラトン!!
超A級反逆児キルケゴールだ!!
共産主義の妖怪マルクス!!
お尻を出した子1等賞、ルソーの登場!

二つ目に良くできているなぁと感心したのは「4ラウンドの哲学バトル」です。

ただ議論を戦わせるだけでは見通しが悪くなるため、次の4ラウンド(柱)で哲学バトルが構成されています。

第1ラウンド

真理の『真理』

01.プロタゴラス
02.ソクラテス
03.デカルト
04.ヒューム
05.カント
06.ヘーゲル
07.キルケゴール
08.サルトル
09.レヴィ=ストロース
10.デューイ
11.デリダ
12.レヴィナス

第2ラウンド

国家の『真理』

13.プラトン
14.アリストテレス
15.ホッブズ
16.ルソー
17.アダム・スミス
18.マルクス

第3ラウンド

神様の『真理』

19.エピクロス
20.イエス・キリスト
21.アウスグティヌス
22.トマス・アクィナス
23.ニーチェ

第4ラウンド

存在の『真理』

24.ヘラクレイトス
25.パルメニデス
26.デモクリトス
27.ニュートン
28.バークリー
29.フッサール
30.ハイデガー
31.ソシュール

読後の感想

本書のあとがきで現代社会において「哲学する」ということが、「無意味」との声もあるでしょう!と書いてありますが、そんなことはありませんっ!

私たち現代人はこれから間違いなく「真理探究に飢えるっ!」そういう時代がすぐそこまで来ているような気がするのです。

シラけた現代人の魂を活気付けてくれる稀有な一冊。

飲茶先生、本当にありがとうございました!

これがたった千円足らずで手に入るなんて最高。

だから読書はやめられません。

現在、2回目を読んでるところです。










“おやゆび文鳥”

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