【TED】フィル・ハンセン 「震えを受け入れる」

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【TED】フィル・ハンセン


このTEDカテゴリーでは2作続けてアーティストの話が続きます。何かを創造する人の話って国籍問わず面白いです。

ちょっとジュード・ロウに似てる?
タイトルからして意味深ですが、フィル・ハンセンは美術学校時代、激しい手の震えに襲われ、大好きだった点描画が描けなくなりました。完全に打ちのめされた彼は、目標を見失います。そしてそこから2つのステップを経て新しい創造手法を手に入れます。点描画を描いていた時代の自分を置いて行く事をせずに、そして神経症を患った自分を否定せずに、その両輪で新しいものを走らせるという着想は凡人には出来ないことです。

この2つのステップというのがとても重要で、前に進むだけが人生ではないことを教えてくれます。紹介される作品は人物画が多い。目の前に提示された運命に対して哲学的に「考える人」なのかもしれません。

下手に美化されていない真実味のある話しぶりで、素朴で力強い印象。ハンセン自身の作品も紹介してくれるので、この辺はエビデンスとしてさらに聴衆を惹きつけます。偉大なる成功者の言葉を聞く事も大切ですが、こうした話を聞けるのがTED最大の魅力。

彼の最後の言葉は聞き逃してはいけません。今を生きる多くの人、とりわけ型に嵌りがちな日本人には、グッとくる言葉になること請け合いです。生真面目な国民性が、ある可能性を持っていることを示唆してくれる一言。

私は彼のことが好きになりました。








“おやゆび文鳥”

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