美人を愛するほどの熱烈さで。。。孔子の『論語』!!

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美人を愛するほどの熱烈さで、 道徳を愛する

西洋の『聖書』、『東洋』の論語と言われるように、東洋の島国に住む人間としては、一度は読んでおくべき本であることは間違いありません。

中国の春秋戦国時代に、孔子(B.C.551-479)を始祖として儒教が誕生! その内容は、東洋思想の根幹を成すもので、殊に道徳観念に至っては私たち日本人が親しみを感じるものばかりです。

論語の影響範囲はやはり絶大で、中国、韓国、日本だけではありません。

孔子を始祖とする儒教の考え方は、後にフランスを経由して、ヴォルテール、モンテスキューら思想家に大きな影響を与え、啓蒙思想の発展に寄与したとも言われています。

孔子の名言は現代人に響かない

論語が優れていることに関しては、全く異論がないのですが、読み方にも作法というものがあります。

ネットで孔子を検索すると、名言がやたら出てくるけど、これを書いた人たちは本当に論語を読んだのかと聞いてみたい。

名言を抽出して並べ立てることが、どれだけ不毛なことかは、巷に溢れるビジネス啓発本が証明している通りですし、そもそも孔子の論語自体が最古のビジネス啓発書と言っても差し支えない内容なので、真新しい所は一つもありません。。。

孔子の教えは、程度の差はあれ、中国を飛び出して世界中に浸透しています。

血で血を洗うような戦国時代には、そもそもまともな道徳観念など無かったのですから。

日本には約400年前の徳川政権時代に武士階級を中心に儒教が広がります。

正確には儒学の一流派だった朱子学になるんですが、これが武士道の源流となったと言ってもいいでしょう。

現代の日本には国内紛争もありません。憲法9条だって持ってます。父の日、母の日、敬老の日まであります。

治安の良さで言えば、世界ランキング第8位。日本はアジア内でTOP10入りしているのは日本だけです。

日本人は勤勉で気立てが良く、高いモラルを持っていることで有名で、礼儀正しくて正直であると言われています。

諸手を上げて全てを肯定的に見るわけにはいきませんが、やはり2千年前の孔子が現代の日本を見たら、儒教を体現した国家として見做すのは間違いありません。

日本を褒めすぎだって? いやいや、2千年前の道徳観念の無さ、刑罰、拷問の歴史を調べれば、人として絶望しますよ。

これは中国に限った話ではないことも付け加えておきます。

眩しきかな師弟愛

論語の素晴らしさとは、あの繊細な『師弟愛』がチラッチラッと見え隠れするところだと私は思っています。

論語が好きだぁー!という人は例外なくそこにフォーカスしてきます。この辺りに異論がある方は井上靖の『孔子』を読まれるといいでしょう。

私は非常に感動しました。この下地があって、論語を読むのと読まないとでは読了感がまるで違ってくるはずです。

孔子には、たくさんのお弟子さんがいましたが、特に有名なのが顔回(がんかい)、子貢(しこう)の二人。この二人の存在が孔子の素晴らしさをさらに引き立てくれるのです。

顔回(がんかい)ってどんな人?

孔門十哲の一人。非常に頭切れて、質素で、謙虚。孔子が最も愛した弟子で後継者として器であったが、孔子に先立って没す。その時、孔子は咽び泣き、「ああ、天われをほろぼせり」と語った話が残っている。

子貢が、「私は一を聞いて二を知る者、顔回は一を聞きて十を知る者」という話はあまりにも有名。

子貢(しこう)ってどんな人?

孔門十哲の一人。プレゼン能力に長け、商才もあり、まさにスーパービジネスマン。孔子たちを経済的に支えた縁の下の力持ち。非常に弁が立つことから、しばしば孔子をも上回る才能と周囲からもてはやされたが、あくまでも実務能力に長けていたからとも言えます。

美人を愛するほどの熱烈さで

漢として、グッときた孔子先生の一言をご紹介します。

『子曰く、已ぬるかな、吾未だ徳を好むこと
色を好むが如くなる者を見ざるなり。』

アカんなぁ、
美人を愛するほどの熱烈さで、
道徳を愛する人間に、
ワイはまだ出会ったことがないんや








“おやゆび文鳥”

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