無趣味って答えても別にいいんじゃない?

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無趣味って答えても別にいいんじゃない?

学校や会社で必ず出る質問が趣味は何ですか?ってやつ。

この回答に困る人は結構いるんじゃないでしょうか。実は好きなことがあるけれど、言いたくないとか、好きなことを言いたいけど趣味と言えるほど語れるものがないとか。

例えば、読書。これが趣味ですと答えた時は少し面倒なことになる。どうしてかって?

読んでいる本やそのジャンルについて多少語らなければ、いけないから。

読書のジャンルは幅が広い為、読書の趣味が一致することがそもそも稀。だから、質問者は読書について必ず深堀りをしてくる。相手をより深く知ろうとして趣味を尋ねているのに、読書と言われると的を絞りきれない。

だから、相手はもう一度質問をしてくる。

これは映画にも言えること。例えば、映画鑑賞ですと答えれば、最近どんな映画を観たの?と問われ。スターウォーズ最新作ですと答えれば、旧作から観てるの?なんて訊かれる。つまり趣味としてのレベルに達しているかを質問者は恣意的に吟味しようとしている。

趣味は何ですかって聞かれたら

私は趣味は何ですか?って聞かれたら答えられる範囲で、答えるようにしています。チェロを弾いて、本を読んで、ブログを書いて、Webサイトを10くらい運営してて、健康マニアで毎日階段1000段の昇り降りと玄米食ですと答える。

チェロについては、バイオリンよりも弾きやすいし、大人から始めてもなんとか続けられる難易度だからと答える。

読書については原始仏教に興味が出ているので、中村元先生の本から始めて、今は禅思想をわかりやすく解説した十牛図を読んでいて、更に言えば仏教を勉強しているとだんだん自然の植物に興味が湧いてきて柳宗民の雑草ノオトも並行して読んでますと答える。

ブログについては、チェロの練習記録や読書感想文を書いて、アクセス解析するのが楽しみですと答える。

Webサイトについては、友人、知人から頼まれたものや自身で作った情報系のポータルサイトなどを運営して、収益化に取り組んでますと答える。

健康については、ジムに行かずいかに痩せるかということばかり考えています。1日2食にしてみたり、玄米食を実践したり、エスカレーターやエレベーターを極力使わない生活をしていて、毎日階段1000段昇り降りしてますと答える。

他にやってることもあるけど、あえて言わないものだってある。他人から見たら趣味かもしれないけれど、自分にとってみれば大切なライフワークとして位置付けているものやバカにされたくないものもある。だから、言わない。

無趣味と答えおけばいいんじゃない?

答えたくない相手には無趣味といっとけばいい。

これなら、ちょっと沈黙が流れた後に、話題が別に移る。相手もこれ以上訊けないと悟る。自分は自分で、例えば寝るだけが趣味だとか女装が趣味だとか答えなくて済む。自分の大切なものが守られたと安堵する。

趣味は実益から離れたものだから、会社や学校でわざわざ言う必要なんてない。

上司や同僚に趣味を聞かれても答えられる趣味とそうじゃない趣味とがある。もちろん、恋人や家族に言えない趣味もあるかもしれないよね。

趣味を聞くって、実はデリケートなコミュニケーションの手法なんじゃないかなぁと思う。








“おやゆび文鳥”

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