仕事のストレス解消方法を検索している時点で、そのストレスは絶対に解消出来ない

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仕事のストレス解消方法を検索している時点で、そのストレスは絶対に解消出来ない

世に出回っているストレス解消方法というのは、実際のところ私たちが普段想像しているストレスの解決方法には全く当てはまらないのではないかと思ったりするのです。

解消できないストレスをどうにか取り除きたくて、人はストレス解消方法をネットで検索します。

そこに答えはありません。何故なら、原因を取り除かないことにはそのストレスは日に日に大きく成長するタイプのストレスだからです。

気を紛らわすだけのストレス解消方法

ネットを調べれば、ストレス解消法と名がつくものは山ほどあります。挙げてみましょう。

森林浴、ガーデニング、ペット、マッサージ、お風呂、旅行、映画、お笑い、音楽鑑賞、カラオケ、読書、昼寝、買い物、日記、サイクリング、ジョギング、ウォーキング、アロマ、ヨガ、瞑想、日光浴、滝行、釣り、絵画、料理、楽器演奏、ガム、紙を破るなどなど。

ストレス解消方法と名の付くものを挙げれば枚挙にいとまがありません。

簡単に言ってしまえば全部気を紛らわすためのもの。

ストレス解消で特に優れていると言われている、有酸素運動や日光浴(これは仮説です)、瞑想、コーピングで多少のストレス耐性がついたとしても、ストレスそのものを解消出来たわけではありません。

心の壁が少し厚くなっただけです。

はっきり言って、仕事のストレス解消を目的として始めた趣味はどれも長続きしません。

そもそも、新しいことに挑戦するのも通常は新しいストレスを伴いますから。

時間とお金を無駄にするだけです。

私がトライした趣味は、映画、絵画、音楽鑑賞、1人カラオケ、ガーデニング、楽器演奏、ガム、ジョギング、アロマ、靴磨き、トイレ掃除、瞑想などなど。どれも一通り人に語れるくらい没頭した時期がありました。

そもそも仕事で重度のストレスを抱えている人は、健康的な食事や良質な睡眠すら得られていないはずです。これって趣味や運動云々以前の話ですよね。

もし歯が痛くなったら、その隣の健康な歯を磨くだろうか

もし歯が痛くなったら、歯医者さんに行って虫歯になった歯を治療してもらいます。当たり前ですよね。しかし、多くのストレス解消方法というのは虫歯の治療ではなく、隣の健康な歯が虫歯にならないように磨けとさとすものばかりです。痛みは虫歯になっているその歯が生み出しているのに。

自力で解決出来ないストレス解消方法をネットに求めても無駄

NHKスペシャルで話題になったキラーストレスってありますよね。

キラーストレスとはどんなものでしょうか。

例えば、それは新聞のコラムで遠くを見つめるお坊さんが語る素敵な言葉でも、まったく癒えない裂けた傷口です。

これから先、脳科学が発達してヘッドギアを着ければ、ストレスの傾向はわかっても、正体がわかる!なんてことは無いでしょうね。

ストレスは自分と社会との関わり合いの中で生まれているものです。人間が社会的な動物である以上、このキラーストレスにさらされ続けることは、避けられません。絶対に。

また、投薬で人格を変えてしまうことは出来るでしょうが、果たしてそれは自分自身と言えるのでしょうか。

社会の残酷さにこちらが強引に合わせるために脳みそをいじくる。って考えるとかなりグロテスクですよね。

仕事のストレスは簡単に解消出来ません。

職種やその仕事の内容、組織内での人間関係、本人の年齢や能力、性別、思考パターン、家族構成、住宅ローンの有無などなど。

そのストレッサーの組み合わせだけでも無限です。

多くの社会人はこの無限のパターンを持つキラーストレスの解消方法の最適解を求めて狭いネットを漂流しているのです。

キラーストレスの現れ方というのは、冷静に考えてみてもその色合いが無限大であり、体の部位を治すのとは明らかに次元の異なるものではないかと思うのです。とても医療だけで解決出来るようなものとも思えないのです。

NHKスペシャルで取り上げられたキラーストレスの解消方法がコーピング(客観視)とマインドフルネス(瞑想)という古典的な宗教行為に行き着いたということは、現代科学でもお手上げってことなんじゃないかと。あと、瞑想は安易にするべきではないと思っています。

即効でストレスを和らげるならトイレ掃除

ストレスの解消方法はありません。ただ、和らげる方法をご紹介。

ありとあらゆる趣味に手を出してきましたが、ストレスを和らげることに即効性があったのは、トイレ掃除。誰もが嫌がるトイレ掃除。臭くて汚い。家族がいれば家族の汚れも一緒に掃除しなきゃいけない。

さて、仕事のストレスとはどんなものですか?きっと、それらは、陰鬱で、汚くて、重くて、不快で、自分の心にとって何としても排出しなければいけない「ナニカ」です。変にカッコつけて仕事のストレスと共存なんてしなくていいんです。仕事のストレスは、全力で排出する。手遅れになる前に。そういう心構えが必要なのではと常々思っています。

トイレ掃除に即効性があるのは、「汚いものを排出する場所を綺麗にするから」です。便器についた汚れは見た目も汚いですし、悪臭もします。これらは、キラーストレスの性質ととてもよく似ています。目をつぶっても匂ってくる、用さえなければ行きたくも無い場所(会社 笑)、それがトイレです。

しかし、私たちの体から排出される尿や便を受け止めてくれる特別な場所でもあります。排泄時は気持ち良さが伴います。幼児がうんこやおしっこをよく口にするのは、この排出時の気持ち良さを追体験しているからだと言われています。

これは意識するしないに関わらず、キラーストレスを排出する行為と汚物を排出する場所というのは同一化しやすいと私は考えています。ここを徹底的に綺麗にすることで、キラーストレスを解消することはできなくとも多少は和らげることは出来るかもしれません。

仕事が本当にしんどい時は、汗をかくほどトイレ掃除に没頭していました。

まぁ、私なりのやり方に過ぎないですけど。

原因そのものに向き合うしか手はない

結局、仕事のストレスを完全解消したければ、原因そのものに向き合うしかありません。

もう答えは出ているはずです。仕事のストレス完全解消は、仕事で解消するしかりません。だってそこが原因じゃないですか。趣味はストレスと向き合うエネルギーを少し補充してくれますが、ストレス解消にはなりません。セルフケアに限界があることくらいもうわかっているはずです。

どんな戦い方でも構いません。組織の中で戦うのか、政治力をつけるのか、白旗を挙げて診断書をもらうか、戦うフィールドを変えて転職するかです。

そもそも赤の他人と組織の中で利益を生み出すために閉鎖された空間で活動すること自体、ストレスが発生しないわけがありません。

仕事のストレスは仕事で発散しましょう。

向き合えないほど辛いものなら、撤退です。人生の大半は仕事をして過ごすんですから、少しでも自分に合った職場がいいですよね。








“おやゆび文鳥”

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