ポエマー御用達LINEスタンプのポエマー角砂糖を作ってみました。実際には無自覚のポエマーを煽る仕様になっていたりします。売れているスタンプやネットで流行りの用語やらコミュニケーションの温度なんかを自分なりに分析して作ってみました。以下、勝手な思い込みで書いていきます。
売れてるスタンプを見て思ったこと
クリエイターズスタンプの数は13万。うん、すごい数。だからと言ってクリエイターの数が13万人いるわけじゃないんです。一人でいくつものスタンプを出す事が可能だから、まぁ、クリエイターの数は5万くらいじゃないのかなぁ。適当だけど。ランキングは目まぐるしく変化していて、やっぱり面白いものが上位にきていますね。クリエイターズスタンプは私も10種類ほど買ってます。
買う側になってみて気づいたこと
上手いイラストって一杯あるんです。著名なイラストレーターさんが描いたものや、芸能人のスタンプなんかももちろん売れてますが、やっぱり人の心を掴めるスタンプが永らく上位に君臨しているような気がしています。これなら売れて間違いないなぁって思います。買い手の立場に立ってみて、初めて見えてくることもありますよね。
スタンプを買うときに皆さんは何を意識しますか? 私は、下記3点です。
- 普段使い出来るか?
- 相手を軽く煽れるか?
- コンボが成立するか?
普段使い出来るか?
ここ結構大切です。40種類も絵柄があるんですから、40種類全部がオリジナルギャグだと使い道のないスタンプになってしまいます。どんなに面白いギャグが炸裂したとしても、段々と使われる頻度は低くなってくると思いませんか? ですので、基本的な挨拶などがちゃんと網羅されている必要があります。私たち日本人は礼を重んじます。
相手を軽く煽れるか?
絵の密度より一つ一つのスタンプにギャグ密度が高いものが売れる傾向にあるような気がします。普段使い出来るのは当たり前で、プラスαでそのスタンプが持つ個性と融合させたギャグがしっかり入っていないと売り上げに繋がらないかもしれません。
つまりイラストのレベルは初級以上あればOKで、あとは人を笑わせる高度なスキルが必要です。
言い換えるならば、相手を不快にさせない程度のギリギリの煽り要素が必要となってきています。知人に煽り要素が強すぎるスタンプを多用してくる方がいましたが、もれなくブロックさせてもらいました。
コンボが成立するか?
スタンプを2つ3つ使って、コンボが成立するかどうかも鍵だったりすると思います。ここがユーザーの心をくすぐる一番のポイントかもしれません。コンボというのは、ユーザーが繰り出してくれる技です。それを誘発し易いような仕様にしてあげることで、普段使いスタンプからのスタンプコンボを促し、コミュニケーションを盛り上げます。
宝くじの当たる確率は1000万分の1
すっかり旨味が無くなったと言われているクリエイターズマーケットですが、宝くじの当選確率に比べてたらLINEスタンプなんてまだまだ夢を見る余地があるような気がしています。作成のハードルは決して低くありませんが、諦めるにはまだ早いのではないでしょうか?