リニアモーターカーが遂に着工認可

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linear motor car

週末に新聞各紙を読み比べて面白いなと思った記事をピックアップしてお送りします。

宙に浮く未来の高速移動鉄道

Back to the Futureで中に浮くスケボーに乗りこなしていたマーティ・マクフライはこのニュースを見ているだろうか。2027年の開業に向けて、2014年10月17日に世界初の超電導技術を搭載したリニア中央新幹線の工事実施計画が遂に認可されました。なんといっても時速500キロで宙に浮く浮上式の乗り物となれば、SF好きでなくとも胸が熱くなるはず。

1989年の横浜博覧会で日本初(営業運転)のリニアモーターカーを体験した人たちは、特にこのニュースに強い関心を寄せているのではないでしょうか。私も実はその一人。

日本は、車両の超電導磁石と、壁に埋め込まれたコイルとの間で発生する磁力で車両を10センチほど浮上させる手法で、世界で初めて実用化に目処を付けたそうです。実用化に向けてはかの技術大国ドイツも開発を進めていましたが、安定した走行を実現するハードルが高く早々に断念。もちろん、ドイツの場合は通常の鉄道網への乗り入れを考慮していたので、リニア構想自体が日本と大きく異なっていた点は注意が必要です。このドイツで開発されたリニアは現在、上海トランスラピッド(上海マグレブ)として、中国の浦東国際空港と上海市郊外を結んでいます。

リニアと東海道新幹線を比較してみよう

リニアと東海道新幹線を比較
2014年10月18日毎日新聞朝刊 リニア着工認可記事より

リニアが新幹線に勝てるのはスピードだけとの声も

経済効果を期待する一方で、環境に対する懸念もあると言われています。総工事費は9兆円超。掘削作業で発生する残土は東京ドームの約50杯分。必要か不必要かと言われれば、別に無くとも困らないのがリニアモーターカー。そんなことを言い出したら、iPhoneみたいな高機能おもちゃ携帯だって不必要と言えば不必要。9割がトンネルで景観を楽しめないとの声もありますが、景観を楽しみたければスイスの登山鉄道みたいなヤツに乗ったらいいんです。

飛ぶんじゃなくて「浮く」高速鉄道はまさしく未来の乗り物そのもの。小型ガジェットばかりが人気を集める中で、久しぶりに胸をときめかせてくれるテクノロジー系のニュースでした。








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