ニライカナイを知らないと全く楽しめない、それが久高島!

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ニライカナイを知らないと全く楽しめない、それが『久高島』なンだぜ!

沖縄で神の島として有名なのは、やはり久高島。琉球の祖神アマミキヨ(アマミヤ)がこの地に降り立ち、島を作ったとされています。琉球古来の宗教「ニライカナイ」の聖地。

離島でありながら、那覇からのアクセスもそこそこ良かったりするので、パワースポットとしても有名です。けれども、予備知識無しでこの島を訪れても何もない自然豊かな小さな島だとしか思わないでしょう。理由としては、主要なスポットが「立ち入り禁止」であるためです。ですから、この島を存分に楽しむにはこの島の歴史を知った上での想像力が必要です。

最初に断っておくと、久高島に「癒し」はありません。久高島にも海水浴が出来るスポットがありますが、美しい海なら宮古島や慶良間諸島に他にいくらでもあります。

久高島にあるのは善とも悪ともわからない純粋な禍々しい「力」そのものです。ニライカナイ(久高島ではニラーハラー)について調べていけばいくほど、現代人がもはや持ち得ない「死」の取り扱いに対して、畏怖の念を抱かずにはいられません。

例えば、ニライカナイで死神とされる黒い犬や下半身の無い赤髪の妖怪キジムナーの存在などは、とっても想像力が豊かでニライカナイという信仰が現在でも多くの人の好奇心を刺激する理由がわかってきます。

ニライカナイって何ですか?

琉球古来の宗教です。女性のみが神女として神事を取り仕切っていました(組織化されるようになってからは男性もその一端を担うようになります)。ニライカナイは「ニライ」「カナイ」のそれぞれに意味があります。久高島ではニラーハラーといわれます。「ニライ」は根の方。「カナイ」は彼方の意味。

わかりやすく言うと、遥か遠い東の海の彼方、または海の底とされる異世界を指したものと言われています。あの世ってことですね。

民俗学者 柳田國男は、ニライカナイを日本神話の根の国と同一視していました。異音同義語が多いので注意が必要です。ニライカナイをニラーハラーと言ったり、祖神アマミキヨをアマミヤと言ったりもしますので、最初のうちは混乱するかもしれません。

500年前に琉球王朝の中央集権化がすすむ過程で、ニライカナイも王朝公認の宗教となっていきました。最高神女ノロは聞得大君(キコエオオキミ)。この聞得大君の初代は尚真王の妹だったと言われています。

ヒンドゥー教や仏教などに多い輪廻転生に似た考え方を持っていますが、これらの宗教の影響は受けておらず女性主体の精神文化を永らく保持していたことで、その価値が高いとされています。

現在でも年間30近い神事が久高島で行われています。

久高島の神々

妖怪キジムナー

沖縄の妖怪でキジムナー(ガジュマルの精霊)にまつわるエピソードが久高島にもあります。久高島の伝承では、人間のような姿形をしていて、その髪は赤く、下半身がなく、男女の区別があり子を産むそうです。両手の親指から火を灯すことも可能。沖縄本島のキジムナーと比較すると、ちょっとヤバい感じがしますね。

太陽神(ティントゥガナシー)

天にある尊い存在の意味。ほかの神話にあるような太陽の人格化は行われておらず、太陽神が地上に降臨するという発想もない。太陽神は漁に出向く男性の守護神として崇められていました。

月の神(マチヌシュラウヤサメー)

意味は、マチ=待つ、シュラ=美しい、ウヤサメー=尊い親の意。月神は神女たちの象徴であり、出生、結婚のときは月神に祈って守護を頼む。

黒い犬

久高島の死神とされる犬です。イギリスにも死を予感させる不吉な犬としてブラックドッグという妖精がいるそうです。

竜宮神

海を支配する神。不思議なことに若く美しい白馬の神姿とされ、目撃すると不吉とされる。
竜宮神が「白い馬」というのがずっと謎でしたが、児童文学作家の山下明生の「海のしろうま」を読んで合点がいきました。漁師にとって不吉なことは、嵐の時や海が荒々しくしけっている時です。こういう時の波というのは、白く大きくなってうねります。これが海を駆ける馬に見えたんでしょうね。興味のあるかたは一度読んでみてください。

久高島ってどこにあるの?


久高島は、沖縄本島東南端に浮かぶ小さな島です。周囲8kmしかありません。
縄本島の知念安座真港から定期船が出ています。那覇空港から久高島までは2時間ほど。auユーザーなら久高島でも4G繋がるので、GPSも使えます。

那覇空港からの久高島までの行き方

①ゆいレール

那覇空港→旭橋
【所要時間】15分
【料金】230円

②バス

旭橋→那覇バスターミナル(徒歩1分)
東陽バス10番乗場38番志喜屋行
安座間サンビーチ入り口下車
【所要時間】1時間
【料金】760円

③久高島へのフェリー

【所要時間】30分
【料金】片道 670円
【便数】日に3便
※車や自転車の積載可

③久高島への高速船

【所要時間】15分
【料金】片道670円
【便数】日に3便
※人しか乗れない

※船の運航状況はTwitterで確認出来ます
(年末年始も運航してました)

久高島海運時刻表

久高島海運
Twitterで運航状況確認可能です。

安座間港発

  • 高速船:9:00
  • フェリー:10:00
  • 高速船:11:30
  • フェリー:14:00
  • 高速船:15:30
  • フェリー:17:00(冬) 17:30(夏)

久高島発

  • 高速船:8:00
  • フェリー:9:00
  • 高速船:11:00
  • フェリー:13:00
  • 高速船:15:00
  • フェリー:16:30(冬) 17:30(夏)

島の歩き方

徳仁港
まずは徳仁港で準備を。
最初に船が着く場所が徳仁港です。この港では食事が出来ます。飲み物の自販機もここだけです。
わたしは「さばに」で沖縄そばと、沖縄ぜんざいをいただきました。沖縄ぜんざいは、黒蜜をたっぷり掛けるとメチャうまです。
さばに」で沖縄そばと、沖縄ぜんざい
予算に余裕がある人は久高島名物のイラブー汁(海蛇)に挑戦してみてはいかがでしょうか?なんでも半年分の精が付くとか。貸自転車やガイドさんが車で案内してくれるプランもありますので、お好みの島巡りをされてはと思います。

わたしは徒歩で島を一周しましたが、3時間かかりました(笑)





オススメスポット

ぴざ浜とめーぎ浜

ぴざ浜とめーぎ浜
どちらも海水浴も出来る綺麗なビーチです。めーぎ浜が徳仁港のすぐ近くにあるため、一番安全とされています。泳がずとも島ぞうりで波打ち際を歩くだけでも気持ちいいです。他いしき浜など、遊泳が禁止されている浜もあるので注意が必要です。

カベール岬

カベール岬
琉球の祖神アマミキヨが降り立ったという伝説の場所。シマグシナーという棒を立て久高島を創ったとされています。竜宮神が鎮まるところでもあり、神聖な場所。

フボー御嶽(うたき)

フボー御嶽(うたき)
琉球の七大御嶽の一つ。ニライカナイでも非常に重要な場所。先祖の魂(マブイ)が宿り、島の神女が祭祀の時のみ入る場所。立ち入り禁止なので、入り口から拝してください。

食事処

久高島 さばに

  • 食事処とくじん 098(948)2889
  • 食事処けい 098(948)1051
  • さばに 098(948)3893
  • 喫茶いちばいぐぁー090(5933)5804

貸自転車

貸自転車

  • 貸自転車たまき 098(948)2291
  • 久高船待合所 098(948)2842
  • さばに 098(948)3893
  • 宿泊交流館 098(835)8919

宿泊

久高島宿泊交流館

  • 民宿西銘 098(948)2294
  • 民宿にらい荘 098(948)2292
  • 小宿さわ 098(948)1630
  • 久高島宿泊交流館 098(835)8919

ガイド

ガイドが運転する車で島を巡る1時間。
5,000円(4名まで)
6,000円(5-7名まで)
その他2時間以上のコース、多人数での案内は要問合せです。
ご予約:098(948)8919











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