会社を辞める決意をしたら、最初に読むべき一冊|私の嫌いな10の人びと

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会社を辞める決意をしたら、最初に読むべき一冊|私の嫌いな10の人びと

​いきなり転職サイトなんか覗かないで、この本を読んだ方がいいです。

別にこの本じゃなくて、中島義道氏の本ならなんでもいいかも。

社畜精神がこの中に集約されているし、上司の引き留めの名台詞もほぼこの中に入っていると思って差し支えないです。

優秀な人ほど、慰留されますが、そんなのは当たり前。

上司のマネジメント能力が会社から問われるんですから。

あなたの為を思って吐いたセリフなんてものは一つもありません。

「お前の為を思って言ってやってるんだ」

「家族はどうするんだ?」

「お前に裏切られた気分だ」

などなど散々言われるでしょうが、労働者の権利ですから、それを行使するだけの話。

あなたの人生です。

責任は伴いますが、どうぞご自由に。

下手な引き留めに応じないためにも、この本は読んでおいたほうがいいでしょう。

とにかく日本の会社の在り方というのは、旧態依然としていて、何か見えないルールというか、ネバネバした国民性なるものが支配している。

そのネバネバを取り出して、こうでしょうと目に見える形にしてくれる中島義道先生!ありがとうございます。

汚いものですね、世の中って。

世の中は、やっぱり非情なもので自分の人生は自分で舵を取っていかなければいけません。

会社は慈善事業ではありません。

人生の岐路に立たされた時ほど、周囲の人間の本性がハッキリと見えるのです。

退職プロセスは、そこを観覧出来るいい機会です。

私たちが生きるということは、そもそも他人に迷惑をかけて生きることに他なりません。

作中にも、けじめだけは大切にしろとか曲がったことはするなとか人の迷惑考えてみろといった言葉がどんなに無価値かを懇切丁寧に教えてくれます。

そんな一般通念などは糞食らえです。

こんな調子で嫌いなひとの10パターンが示されています。

けじめを大切にする人は、表面的には、自己の信念に忠実な人に見える。「一万人行けどもわれ行かず」の精神の持ち主であるように見える。しかし、じつは違うのです。彼らは、世間の監修に逆らう者のようでいて、それに首までどっぷり漬かっている人。なぜなら、彼らは世の中で少しだけ縛りがゆるくなった慣習にこだわっている者だからです。

なかなか面白いですね。

ただ、中島義道先生の言葉を逐一全部飲み込んでたら、とても身が持ちません。

また、こういった類の本はある特定の条件下に自分の人生が晒させれた時に効力を発揮するので、普段から摂取し続けることは、中島義道哲学のオーバードーズに他なりません。

この本の栄養は適宜、摂取してください。

自分の人生が搾取されていると感じる時、根拠のない人格否定を相手が展開してきた時などには強烈な効力を発揮します。

まぁ、気つけ薬でしょうね。

なかなか効くと思います。

けれども、この考えを生きる指針にしてはいけません。

排他的になることは同時に自分が排他される可能性があるからです。

そういった姿勢を貫けば、動物園にいるパンダのように珍しく重宝されるマスコットになれるかもしれませんが、残念ながらそんなレアなキャラクターの席はほとんど埋まっています。

中島義道先生の立ち位置は、それはそれでやはり確立されたものだったりするのです。

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